ツムラ 十全大補湯 エキス顆粒(医療用) 48 効能効果・弁証論治・舌診等|ハル薬局|2頁目
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ツムラ 十全大補湯 エキス顆粒(医療用)の効能効果・弁証論治・舌診等

衰弱しきった身体を回復へと導く完全無欠の漢方の妙薬

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ツムラ 十全大補湯 エキス顆粒(医療用)
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 弁証論治

中薬学

中医学漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽陰陽のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学漢方)の良さは、薬そのものよりも、にもとづき人を診るという、その考え方にあります。

 弁証論治概要

症状・所見→四診→証→治法→方剤
気血両虚(気血不足)  
心陰虚  
中気下陥(脾気下陥)  
脾不統血(気不摂血)  

次の症状のいくつかある方は、十全大補湯が良く効く可能性が大きいです。

十全大補湯


 八綱分類

裏寒虚(りかんきょ) 裏 寒 寒 虚 …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、寒証(冷え)、虚証(虚弱)、血虚(血流不足・貧血症状)、気虚(心身疲労)の方に適応します。



 八法(治法の8分類)

十全大補湯は、補法:気血陰陽あるいは臓腑の虚損を補養する治法です。

【中薬大分類】補益剤…正気を補う方剤です。補益薬を主体にして正気の不足である虚証を改善する方剤です。扶正剤・補剤ともいいます。

【中薬中分類】気血双補剤…気血を同時に補う方剤です。気虚と血虚がほぼ同等に存在する気血両虚に使用します。

 気血津液

人体の生命を支える要素として、氣(qi)・血(blood)・津液(body fluid)の3つがあります。
気虚…氣が不足している方が使用します。氣の作用の不足で、全身の機能・代謝・抵抗力の低下や興奮性の低下などに伴う症候を現します。 疲れやすい、元気が無い、活力低下などを特徴とします。
血虚…血が不足している方が使用します。血の濡養(栄養・滋潤)作用の不足による症候で、広義での栄養不良状態に相当します。 皮膚につやがない、爪の色が悪い、頭のふらつき、目がかすむ、しびれ感などの症状を呈します。

【気血津・臓腑証】
気血両虚(きけつりょうきょ)…四君子湯と四物湯を合わせた八珍湯に、補気の黄耆と補陽散寒の桂皮を配合したもので、補気を主体にしたうえで補血を行う配合になっています。
桂皮は温める目的でもありますが、血行を促進して当帰・川弓の活血の効能を助長し、さらに消化吸収を強める効果を狙ったものと考えると良いです。

 中医学基礎知識

中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。
女性 五臓(ごぞう)   気・血・津液・精   弁証論治・事典  

【証(病機)】気血両虚(きけつりょうきょ)

【中医学効能(治法)】 気血双補・温陽祛寒・補気・養血・補陽

【用語の説明】(term)

リンク気血双補剤(きけつそうほざい) »…補気剤と補血剤の構成を合方したものになります。ただし、血虚は多くの場合気虚に不随して発生するので、気血双補剤の主体は補気にあります。

リンク温陽(おんよう) »…温める力を補充することです。

リンク気血両虚(きけつりょうきょ) »…気と血が両方不足した状態。気の力で血が生成されるため、気が不足すると血も不足しやすいです。

 証の判定

判定

証(症状・体質)判定を望む方判定の方証判定メニュー  
※この判定のために、AI(人工知能)のエキスパート・システムを構築しました。Java


 診断のポイント

●顔色が悪い(貧血)
●皮膚枯燥
●全身衰弱、倦怠感著明


【病症】(symptoms) 次の病症どれかのある方に本処方は適合します。

●慢性病などで全身(気血ともに)が衰弱。
●貧血。
●食欲不振。
●盗汗(ねあせ)、自然発汗。
●手足が冷える。
●下痢(泄瀉)。


 舌診

舌診舌診(tongue) 湿潤で微白苔あるいは無苔です。


舌診

舌診
上図の舌象と似ている舌の方は、十全大補湯が良く効く可能性が高いです。

下のボタンをクリックすると、健康な人の舌が表示されます。ご自分の舌を鏡で見て確認してください。

 脈診

脈診【脈診】(pulse) 沈細あるいは微弱です。

 腹診

腹診【腹診】(abdomen) 腹壁軟弱で力が無く、暖かい手で触ると気持ちが良いです。

 使用方法

正しく使用 食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。

 成分

生薬
十全大補湯の構成生薬は、体によい下記の10種類です。血行をよくして貧血症状を改善する当帰や川きゅう、地黄をはじめ、滋養強壮作用のある人参や黄耆、水分循環をよくする蒼朮や茯苓などが配合されています。
本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス5.00gを含有する。
日本薬局方 オウギ(黄耆)…3.0g
日本薬局方 ケイヒ(桂皮)…3.0g
日本薬局方 ジオウ(地黄)…3.0g
日本薬局方 シャクヤク(芍薬)…3.0g
日本薬局方 センキュウ(川きゅう)…3.0g
日本薬局方 ソウジュツ(蒼朮)…3.0g
日本薬局方 トウキ(当帰)…3.0g
日本薬局方 ニンジン(人参)…3.0g
日本薬局方 ブクリョウ(茯苓)…3.0g
日本薬局方 カンゾウ(甘草)…1.5g

 組成成分

次図をクリックすると各生薬の詳細説明にリンクします。
黄耆  人参  白朮  茯苓  リンク炙甘草(1.5) »  熟地黄  リンク白芍(3) »  当帰  川芎  桂皮 

 構成生薬の説明

1.人参・黄耆・白朮・茯苓・甘草(炙甘草)は、全身の機能を高め代謝を促進し、消化吸収を強め、元気をつけ疲労感を除き抵抗力を増す(補気健脾)。また、たんぱく合成・造血・免疫能増強に働く。
2.白朮・茯苓は、組織中や消化管内の余剰水分を血中に引き込んで利尿によって除く(利水)。
3.熟地黄・当帰・芍薬は、全身を栄養・滋潤し、神経機能や内分泌機能を正常化する(補血)。
4.当帰・川芎は、血管拡張により循環を改善し、栄養物の分配・供給を強める(活血)。
5.桂皮は、血管拡張により内臓や末梢の循環を強めて体を温め(温中散寒)+唾液・胃液の分泌を高めて消化吸収を補助する(理気)。
6.黄耆・当帰は、肉芽形成を促進する(生肌)。
(補足)
本方は、補気の基本処方「四君子湯」と補血の基本処方「四物湯」を組み合わせ、補気の黄耆と温虫散寒の桂皮を加えたものに相当し、「気血双補」の処方になっている。すなわち、機能面・物質面の消耗に対して用いる。


神農 当帰から熟地黄までは四物湯、人参から甘草までは四君子湯(普通は生姜・大棗の組み合わせを加えますが、本来は四つだけで四君子)で、この二つを合わせたものを八珍湯と言いますが、これにさらに桂枝と黄耆を加えたものが十全大補湯です。
四物湯は血虚(貧血)を治し、四君子湯は気虚(元気の衰え)を治す方剤で、これに補性で升性、すなわち強壮作用のある桂枝と黄耆が加わっているので、気血両虚を治す大補剤と言うことができます。
構成生薬の大半が温性であるから、むろん寒証向きで、やや燥証向きです。ことに熟地黄が入っているので食欲不振や下痢(泄瀉)のある 方には不向きです。

以上をまとめると、補気の基本方剤である四君子湯に、補血の基本方剤である四物湯を合方した八珍湯に、肉桂と黄耆を加えたものにあたります。
したがって、気血両虚の病態に適応します。 黄耆を加え、補気作用を増強します。肉桂が加わり、補陽に作用します。
そこで、気血両虚の寒証に適応します。
また、地黄・肉桂の組合せのあることから、腎虚を補う作用もあります。

十全大補湯の中薬一覧(herb list)
生薬名(herb name) 薬量(quantity) 君臣佐使(role) 効能1 効能2 効能3 効能4 大分類 中分類
黄耆 »

3

佐薬

補気健脾

生肌

固表

補虚薬

補気薬

人参 »

3

君薬

補気健脾

補虚薬

補気薬

白朮 »

3

臣薬

補気健脾

補虚薬

補気薬

茯苓 »

3

佐薬

補気健脾

利水滲湿薬

炙甘草 »

1.5

使薬

補気健脾

熟地黄 »

3

臣薬

補血

補虚薬

補血薬

白芍 »

3

佐薬

補血

当帰 »

3

君薬

補血

活血

生肌

補虚薬

補血薬

川芎 »

3

使薬

活血

活血化瘀薬(理血薬)

桂皮 »

3

佐薬

補陽散寒

解表剤

辛温解表薬

君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。
臣薬…主薬を補助して主薬の効き目を強化する薬物です。
佐薬…主薬に協力して二次的な症状を取り除くか、または主薬を制御し、主薬による副作用を抑えるか防ぐ薬物です。
使薬…方剤の中では二次的な薬物か、引経(薬物を病のある場所まで引率していく作用)の薬物です。

 製剤・薬剤形状

顆粒剤

顆粒剤 顆粒剤…散剤を粒状に加工して大きさを揃えたもので、サラッとして飛び散りにくく飲みやすい薬です。粒を特殊な皮膜で覆い、溶けやすくしたものもあります。薬が口・食道に貼り付くのを防ぐために、あらかじめ水またはお湯を飲んで口・食道を湿らせてから、口に水またはお湯を含み、薬を口に入れて、水またはお湯と一緒に飲み込むようにしてください。

処方の副作用  処方の副作用

証が合わなかった場合には、下痢(泄瀉)や嘔吐、食欲不振、発熱などが現れる場合があります。また、服用前から、すでに下痢(泄瀉)や嘔吐、食欲不振がひどい場合には使用しないでください。

使用上の注意  使用上の注意

【妊娠・授乳の注意】女性
●妊娠中の貧血の場合によく使用されます。
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。



補足説明  補足説明

 


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 注 文

●個人輸入の場合1回の輸入で注文できるのは、2ヵ月分以内ですので、注文数量を確認願います!

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