薬効別漢方一覧

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薬効別漢方一覧漢方薬を構成する生薬

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更新日 2011-07-30 | 作成日 2007-10-03

薬効別漢方一覧

各漢方薬をその薬効(疾患区分)により分類した目次は、次のとおりです。

神経症、不眠症、ノイローゼ神経症、不眠症、ノイローゼ

向精神薬による眠気や脱力感を嫌ったり、習慣性や副作用への恐れなどから、漢方薬治療を希望する方が多いです。しかし、漢方薬単独治療に固執するよりも、漢方薬と向精神薬を状況に応じて併用していく方が、結果として治療効果の上がることが多いです。
また、一般に、様々な身体的愁訴を伴い、このような愁訴のなかには漢方薬で治療できるものも少なくないです。身体的愁訴の改善が、神経症等の全体改善につながる方はよくみられます。

神経症、不眠症、ノイローゼLinkIcon

女性に多い症状女性に多い症状

婦人科の病気は原因不明のものが多く、鎮痛剤などによる対症療法を、副作用を気にしながら延々とくり返すものが多いです。
一方、漢方薬は副作用が少なく、長期の使用にも抵抗が少ないですが、鎮痛効果が物足りない場合も多いです。
漢方薬の長期服用で体質改善や体力増強がはかられるに従い、西洋薬の使用量が減り、本症が軽快する場合も少なくないです。

女性に多い症状LinkIcon

高血圧に伴う諸症状高血圧に伴う諸症状

漢方薬の降圧作用は西洋薬ほど強力で確実ではありませんが、頭痛やのぼせ感などの高血圧の随伴症状の改善に優れています。そのため漢方薬治療の対象となる高血圧症としては、心身症の要素が強いもの、更年期障害を伴うもの、軽症高血圧症、動揺性の高血圧症などです。

高血圧に伴う諸症状LinkIcon

頭痛症状 頭痛症状

漢方薬は西洋薬のように切味の鋭い鎮痛効果はないですが、その代わり体調や合併症状など、身体全体の改善を通じて頭痛を治していくことができます。そのため、弁証をして患者様に合った方剤を選ばなくてはいけませんし、漢方薬を続けることで頭痛を根治させることも可能です。

頭痛症状LinkIcon

胃腸症状、嘔吐胃腸症状、嘔吐

慢性の胃腸病は、上部消化管または上腹部の不定愁訴症候群であると考えられており、症状が長年続いている方には、西洋薬が奏効しないことも多いです。
少しの精神的ストレスや飲食の不摂生で上腹部不快感が発生する、いわゆる胃の弱い人が、漢方薬の服用を続けることで胃腸の機能が高まり、症状の起こらなくなることも多いです。

胃腸症状、嘔吐LinkIcon

痔疾、便秘痔疾、便秘

痔という病名は、中国の昔の医書にも「痔」と記されています。習慣性便秘は単なる大腸だけが問題なのではなく、精神的な要素や体質などの関与も大きいです。漢方薬はこれらの改善に有効です。

痔疾、便秘LinkIcon

ダイエット、肥満ダイエット、肥満 、生活習慣病

肥満症の治療は食餌療法が中心ですが、漢方薬を併用すると相乗効果が期待できます。中医学では"肥った人は余分な水分が体に溜まりやすい"と考えています。漢方薬の中には利尿作用があり、余分な水分を排泄することで体重減少効果を発揮するものもあります。漢方薬は肥満に伴う高脂血症や高血圧などの合併症にも効果があります。

ダイエット、肥満、生活習慣病LinkIcon

糖尿病糖尿病

糖尿病というのは、昔の中国の医書には「消渇」と書かれています。この病気は、膵臓から分泌されるインシュリンの量が不足するためにおこる病気で、血液の中のブドウ糖の量が多すぎるようになり、尿にも糖がでるようになります。この病気も、西洋医学で対処する場合、その治療はなかなかむずかしく、もっぱら漢方で対処したほうが有利かと思われます。

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風邪症候群 風邪症候群

漢方薬は西洋薬の風邪薬に比べ副作用が少ないので、特に胃腸が弱い方、過敏体質の方、高齢者、妊婦などには使いやすいです。風邪が長引いて治りにくい方や風邪をひきやすい方などには、風邪の後期に用いている方剤を服用させて体力増強をはかると、良い効果があります。

風邪症候群LinkIcon

咳、喘息、咽喉、口内、肺咳、喘息、咽喉、口内、肺

気管支喘息治療薬である副腎皮質ステロイドや気管支拡張剤の作用は強力ではありますが強い副作用もあり、薬の使用はできるだけ少量で短期間が望ましいです。一方、漢方薬は気管支拡張、抗アレルギー、抗炎症などの温和な作用を持ち、喘息の発作抑制や慢性化予防を期待できますが、現在起きている発作を軽くする効果は弱いです。
そこで原則的には、発作期は西洋薬と漢方薬を併用し、寛解期には西洋薬を漸減して漢方薬を続け、体質改善をはかると良いです。

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耳鼻症状 耳鼻症状

耳鼻咽喉科疾患は近年急速に増加していまして、抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤などの内服や外用が主に用いられていますが、対症療法であり長期間の使用は問題です。
その点、漢方薬は連用しても副作用はあまり心配しなくてよく、寛解期に服用を続けることで発作が予防され、なかには根治する例もあります。

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目症状 目症状

白内障や結膜炎には、漢方薬がよく使用されます。このコーナーをご覧ください。

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子供用漢方薬 子供用漢方薬

虚弱児の基本は胃腸の虚弱にあり、しばしば膀部を中心とする発作性の腹痛(膀疵痛)を訴えます。そのほかには下痢、便秘、嘔気、食欲不振、痩せなどがみられますが、臨床検査では異常所見が見つからず、自律神経の不安定が関与していると考えられています。
このような虚弱体質や自律神経不安定の治療は漢方の得意とする分野であり、漢方薬を続けると症状もとれ、食欲が出て体重が増加する方が多いです。

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ミドル、シルバー保健薬 ミドル、シルバー保健薬

わが国の平均寿命は世界一となり、2020年には4人にひとりが高齢者になるはずです。つまり健康で生活できる期間が長くなったといえます。
しかし、高齢になるにしたがって、病気になっても回復が遅い、慢性化しやすい、いくつかの病気をかかえるなど身体の衰えが現れてきます。老化を遅らすにはバランスのとれた食事、適度な運動を心がけ、そして、自分のことは自分でやるといった積極的な生活態度が必要です。
体力の低下のほか局所に老化の現象がでてきますので注意して下さい。

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泌尿器症状泌尿器症状

男性の性機能障害、前立腺肥大症、あるいは慢性膀胱炎などは、漢方薬が良く効きます。このコーナーを御覧下さい。

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皮膚病皮膚病

漢方薬は、抗ヒスタミン剤などに発現する眠気や倦怠感は、ほとんど認められず使いやすいです。しかし、漢方薬の止痒効果は決して優れているとはいい難いです。また、作用の発現に時間がかかる場合もあり、しばらくは抗ヒスタミン剤などを併用する必要があることも多いです。
湿疹に対しては、通常ステロイド外用剤が用いられますが、長期化して慢性となった場合、副作用の懸念もあります。これに対して漢方薬を併用すれば、ステロイドの減量やランクを下げることが可能となります。
特別な場合を除いては漢方薬の単独使用では効果は不十分なことが多いです。生活習慣なども改善していく必要があります。

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神経痛、腰痛、手足痛、肩こり、関節痛 神経痛、腰痛、手足痛、肩こり、関節痛

神経痛の原因が変形性腰椎症や椎間板ヘルニアなどの器質的な病変であっても、天候や気温および体調や疲労などで痛みの程度は大きく変動します。そのため漢方薬によって気候などに対する身体の適応反応や体調を調えることで、痛みを軽くすることができます。
漢方では、体質や症状によって使用する漢方薬を変えるので、きめの細かい治療ができ、下肢の腫れ、冷え、熱感などの併発症状に対処できます。
西洋薬に漢方薬を併用することで、鎮痛剤などの使用量を減じ、副作用を軽くすることができます。

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液体製剤 液体製剤

液体のスタイルでビンに入った製品としての漢方薬をこのコーナーで紹介します。液体漢方は、即効性に優れています。

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合方(2種類の組合せ) 合方(2種類の組合せ)

ある処方を2種類合方して使用する漢方薬を、このコーナーで紹介します。

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合方(3種類以上の組合せ)合方(3種類以上の組合せ)

ある処方を3種類以上合方して使用する漢方薬を、このコーナーで紹介します。

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大黄錠合方 大黄錠合方

その処方に、大黄錠を+して使用すると、ある症状に合う漢方薬になる事例をこのコーナーで紹介いたします。

大黄錠合方LinkIcon

その他その他

上記の分類には、当てはまらない漢方薬をその他のコーナーで紹介いたします。

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