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ツムラ 桂枝加芍薬大黄湯 エキス顆粒(医療用)の効能効果・弁証論治・舌診等

1.急性腸炎、大腸カタル、2.常習便秘、宿便、しぶり腹

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相談窓口

 弁証論治

中薬学

中医学漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽陰陽のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学漢方)の良さは、薬そのものよりも、にもとづき人を診るという、その考え方にあります。

次の症状のいくつかある方は、桂枝加芍薬大黄湯が良く効く可能性が大きいです。

桂枝加芍薬大黄湯


 八綱分類

裏寒虚(りかんきょ) 裏 寒 寒 虚 …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、寒証(冷え)、虚証(虚弱)の方に適応します。



 八法(治法の8分類)

桂枝加芍薬大黄湯は、下法:腸胃を蕩滌(とうじょう)して大便・積水・悪血などを瀉出し、腸胃に停留している宿食・燥尿・実熱・冷積・瘀血・痰結・水飲などを下窮から排出し、病変を解除する治法です。

【中薬大分類】瀉下剤…排便を促す方剤です。大便を通導し、腸胃積滞の排除・実熱の蕩滌・水飲寒積の攻逐等を行い、裏実を解消する方剤です。八法の中の【下法】に相当します。

【中薬中分類】温下剤…温めながら下す方剤です。寒邪の侵襲または虚寒による寒凝積滞で、便秘・腹満・腹痛・温暖を好む・手足の冷え・脈が沈遅などの方に使用します。

 気血津液

人体の生命を支える要素として、氣(qi)・血(blood)・津液(body fluid)の3つがあります。
●気虚…氣が不足している方が使用します。氣の作用の不足で、全身の機能・代謝・抵抗力の低下や興奮性の低下などに伴う症候を現します。 疲れやすい、元気が無い、活力低下などを特徴とします。

 中医学基礎知識

中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。
女性 五臓(ごぞう)   気・血・津液・精   弁証論治・事典  

【証(病機)】脾実・太陰病で一部陽明病(ひじつ・たいいんびょうでいちぶようめいびょう)

【中医学効能(治法)】 緩急止痛・通便

【用語の説明】(term)

リンク止痛(しつう) »…痛みを止めることです。

リンク通便(つうべん) »…便通を良くすることです。

 証の判定

判定

証(症状・体質)判定を望む方判定の方証判定メニュー  
※この判定のために、AI(人工知能)のエキスパート・システムを構築しました。Java


 診断のポイント

●腹満、腹痛
●腹直筋の緊張
●便秘


【病症】(symptoms) 次の病症どれかのある方に本処方は適合します。

●自覚的には腹が張る感じは無いが、見ると腹部膨満があり、押すと抵抗がある。
●腹痛があり持続的に痛みます。
●便秘(時に下痢(泄瀉))。
●しぶり腹。
●頭痛、発熱、肩こり。


 舌診

舌診舌診(tongue) やや湿潤で無苔のことが多いです。


舌診


上図の舌象と似ている舌の方は、桂枝加芍薬大黄湯が良く効く可能性が高いです。

下のボタンをクリックすると、健康な人の舌が表示されます。ご自分の舌を鏡で見て確認してください。

 脈診

脈診【脈診】(pulse) 沈でやや力があります。

 腹診

腹診【腹診】(abdomen) 腹部膨満があって、腹壁はやや硬く抵抗があり、右腹直筋にひきつれがあります(実腹満)。

 使用方法

正しく使用 食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。

 成分

生薬
桂枝加芍薬大黄湯は、主薬の桂枝(桂皮)をはじめ、下記の6種類の生薬からなります。
おだやかな発汗・発散作用のある桂皮、痛みをやわらげる芍薬、便通をつける大黄、体をあたためる生姜、緩和作用のある甘草などが配合されています。

本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス4.00gを含有する。
日本薬局方 シャクヤク(芍薬)…6.0g
日本薬局方 ケイヒ(桂皮)…4.0g
日本薬局方 タイソウ(大棗)…4.0g
日本薬局方 カンゾウ(甘草)…2.0g
日本薬局方 ダイオウ(大黄)…2.0g
日本薬局方 ショウキョウ(生姜)…1.0g

 組成成分

次図をクリックすると各生薬の詳細説明にリンクします。
大黄  桂皮  リンク乾生姜(4) »  リンク白芍(6) »  大棗  リンク炙甘草(2) » 

 構成生薬の説明

桂枝加芍薬大黄湯の中薬一覧(herb list)
生薬名(herb name) 薬量(quantity) 君臣佐使(role) 効能1 効能2 効能3 効能4 効能5 効能6 大分類 中分類
大黄 »

2

使薬

攻下

清熱

活血化瘀

瀉下剤

攻下薬

桂皮 »

4

君薬

散寒

理気

解表剤

辛温解表薬

乾生姜 »

4

使薬

散寒

白芍 »

6

臣薬

止痒

補血

大棗 »

4

使薬

止痒

健脾

補虚薬

補気薬

炙甘草 »

2

佐薬

止痒

健脾

君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。
臣薬…主薬を補助して主薬の効き目を強化する薬物です。
佐薬…主薬に協力して二次的な症状を取り除くか、または主薬を制御し、主薬による副作用を抑えるか防ぐ薬物です。
使薬…方剤の中では二次的な薬物か、引経(薬物を病のある場所まで引率していく作用)の薬物です。

 製剤・薬剤形状

顆粒剤

顆粒剤 顆粒剤…散剤を粒状に加工して大きさを揃えたもので、サラッとして飛び散りにくく飲みやすい薬です。粒を特殊な皮膜で覆い、溶けやすくしたものもあります。薬が口・食道に貼り付くのを防ぐために、あらかじめ水またはお湯を飲んで口・食道を湿らせてから、口に水またはお湯を含み、薬を口に入れて、水またはお湯と一緒に飲み込むようにしてください。

使用上の注意  使用上の注意

【妊娠・授乳の注意】女性
●大黄の成分により流早産の危険性があります。
●乳児が下痢(泄瀉)をする場合がありますので、授乳中の女性の使用には注意が必要です。



補足説明  補足説明

 


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 注 文

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商品番号 規 格 税込価格 数 量 この商品を買う↓
k0740 2.5g×42包(2週間分) 3,298円(税込)
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k0868 189包(63日分) 13,898円(税込)
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