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クラシエ 四物湯 エキス錠の食養生 ツボ 生活改善等

貧血をはじめ、各種婦人科系疾患を治す聖薬

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食養生  食養生1

食養生

 四物湯は、体質: タイプです

養生法

●料理が薬(くすり)になる膳=薬膳
●薬膳=食べる方の体質に合っている食事料理
●薬膳は中華料理とは限りません。日本の日常の食材で作れます。

●主菜には、「血」を補ってくれるレバー、牡蠣(かき)、うずら卵を使用すると良いでしょう。

 養生法

鉄分の多い食材を意識して食べ、適度にレバーなど肉類をとりましょう。
赤い食材、黒い食材、ナッツ類やドライフルーツも良いです。
長風呂、熱い風呂は避けてください。



次の食材を積極的にご利用ください。

 漢方食材

枸杞の実

 薬味etc.

 穀類・豆類

 野菜・キノコ

にんじん(人参) トマト(蕃茄)

 果物・木の実

 魚介・海藻

 「血」が不足し、身体が栄養不足になっている


「血虚」は体のさまざまな部位に栄養を行き渡らせる「血」が不足した体質です。肌荒れや抜け毛、爪がかけたり、こむらがえりといった不調が起こりがちで、集中力の低下や不安感が増すなど、精神的にも不安定になりやすくなります。

女性は生理があるため、男性よりも血虚になりやすいといわれています。また、血虚の状態が慢性化すると、妊娠しにくくなる可能性があるので要注意です。

食事の偏りや無理なダイエット、寝不足や過労は、血が不足する大きな要因となるので、注意しましょう。

 肉・たまご(鶏卵)・乳製品

羊肉 たまご(鶏卵)

 調味料

 飲 物

※なつめやプルーンを紅茶に加えるのも血虚解消には効果的です。お茶に浸した実もいっしょに食べましょう。

 薬膳茶

 造血作用のある食材を

血虚は「血」が不足していると考えられるため、食養生では血を補う食材を積極的にとりましょう。中国では、烏骨鶏(うこっけい)という鶏が、内臓に栄養を補給して血虚を改善する食材として重用されています。日本ではあまりなじみがありませんが、専門店では購入することができます。烏骨鶏の名は、骨、皮膚、肉にいたるまで烏(からす)のように黒いことからついたといいます。

烏骨鶏の黒にも共通しますが、血虚に効く食材には、黒や赤い色のものが多く見られます。レバー、黒豆、黒ごま、黒きくらげ、黒砂糖、黒米、トマト、くこの実などです。中国では、昔から黒いものや赤いものは身体によいとされてきました。ミネラルやポリフェノールを多く含み、造血作用や体温を上げる効果があるといわれ、「血」不足で冷え性の血虚タイプにはぴったりなのです。

 ドライフルーツを

消化機能が弱い「気虚」は、胃腸から栄養を十分に補充できずに貧血になり、血虚になることがよくあります。気虚と血虚の両方がある体質を「気血両虚」といい、気虚と血虚は仲間のような間柄です。

そこで血虚の食養生の注意点も、気虚とほぼ同じです。冷たいもの、生もの、脂っぽいものを控えめにし、「平性」「温性」の消化のよいものを食べるようにしましょう。

また甘すぎるものや、辛すぎるものは避け、なつめ、ブルーベリー、プルーン、レーズンなどの自然の甘みや酸味のある食材を常備して楽しむとよいでしょう。

 避けたい食材

●冷たいもの、生もの、脂っぽいものおよび、甘いものは取りすぎないように注意しましょう。
●刺激の強い食材(唐辛子、わさび、コショウ、山椒)は、なるべく控えましょう。
●チョコレート、バナナは、なるべく避けましょう。

ツボ(経穴)  ツボ(経穴)1

 四物湯は、体質: タイプです

ツボ(経穴)

●気になる不調を自分で手軽にケアする方法として、おすすめなのが『ツボ』(経穴)です。

数千年の歴史を持つ中医学(東洋医学)の治療法です。

WHO(世界保健機関)の主導でツボの名称統一を行うなど、最近は世界的にも関心が高まっている治療法です。

「お茶で一服する」「トイレに立つ」といったタイミングでツボを押すことを、ぜひ習慣化しましよう。その場で不調を解消できるだけでなく、病気への抵抗力や免疫力を日々、高めていくことが可能です。

 三陰交(さんいんこう)

三陰交(さんいんこう)

血を補い、血行もよくなります。

 つぼの見つけ方

内くるぶしから指4本分上にあるツボ。

 つぼの押し方

ここを親指でもんだり、押したりして刺激。足湯で温めるのも良いです。

経穴

 「血」が不足し、身体が栄養不足になっている

血虚は体のさまざまな部位に栄養を行き渡らせる「血」が不足した体質です。肌荒れや抜け毛、爪がかけたり、こむらがえりといった不調が起こりがちで、集中力の低下や不安感が増すなど、精神的にも不安定になりやすくなります。

女性は生理があるため、男性よりも血虚になりやすいといわれています。また、血虚の状態が慢性化すると、妊娠しにくくなる可能性があるので要注意です。

食事の偏りや無理なダイエット、寝不足や過労は、血が不足する大きな要因となるので、注意しましょう。

 血海(けっかい)

血海(けっかい) 文字どおり血を生み出すツボで、血虚による婦人科系のさまざまな症状に用いられます。

 つぼの見つけ方

ひざのお皿の内側骨から、上に指3本分の所にあるツボです。

 つぼの押し方

親指で強めに押します。

生活改善アドバイス  生活改善アドバイス1

 四物湯は、体質: タイプです

生活改善アドバイス

●世界の伝統医学の中でも、最も理論体系が整い、豊富な治療手段を備え、長い経験の蓄積があり、実用性の高いのが中医学(東洋医学)です。

この医学は病気の治療ばかりでなく、養生思想も内容が豊かで、病気の予防や健康増進にも活用できます。

その大きな特徴は、一人一人に合わせたやさしい眼差しで、各個人の体質を見極め、体質や体調に合った養生や生活改善を提案することです。

 生活環境対応

血虚になる原因の多くは、無理なダイエットや、朝食抜き、夜更かしなどの不規則な生活です。

体質改善の第一歩は、無理なダイエットをやめること、朝食をしっかりとることから始めます。

睡眠

 夜更しや夜の仕事は避けましょう

血は、夜眠っているときに生成されるので、睡眠はとても重要です。夜更かしをすると、それだけで血が消耗されて、ますます血の不足が進んでしまうことになります。遅くとも12時までにはベッドに入る努力をしましょう。

また、頭を使う作業も血を消耗するうえ、このタイプはちょっとしたきっかけで不眠になりがちなので、夜寝る前にパソコンに向かったり、仕事の書類に目を通すのは禁物です。

就寝前の1~2時間は、できるだけリラックスした時間を過ごすようにしましょう。

養生訓

 「血」が不足し、身体が栄養不足になっている

「血虚」は体のさまざまな部位に栄養を行き渡らせる「血」が不足した体質です。肌荒れや抜け毛、爪がかけたり、こむらがえりといった不調が起こりがちで、集中力の低下や不安感が増すなど、精神的にも不安定になりやすくなります。

女性は生理があるため、男性よりも血虚になりやすいといわれています。また、血虚の状態が慢性化すると、妊娠しにくくなる可能性があるので要注意です。

食事の偏りや無理なダイエット、寝不足や過労は、血が不足する大きな要因となるので、注意しましょう。

 スポーツ利用法

血虚タイプは骨が弱い人が多いので、激しい運動をすると、けがをするおそれがあります。

ヨガ

 全身をほぐすヨガやストレッチを

このタイプは、やせていて筋肉も貧弱な人が多く、運動もあまり得意ではないはずです。筋肉に弾力がないため、テニスや短距離走など、身体の一部分を酷使するスポーツは、けがのもとです。

体を動かすなら、全身をほぐすヨガやストレッチ、水泳などがおすすめです。翌日に疲れが残らない程度の運動量を心がけましょう。

血熱
血熱を改善する
漢方では「聖薬」という言葉がよく使われます。聖薬には、病に対して「特によく効く薬」という意味が込められています。例えば子どもの聖薬といえ小健中湯、黄疸の聖薬といえば茵蔯蒿湯などが挙げられますが、四物湯は、各種婦人科系疾患を治す聖薬です。
構成生薬の当帰と地黄には、造血・鎮静・滋潤作用があり、芍薬と川キュウには、うっ血を改善して血液循環をよくする作用があります。いずれの生薬も血に深くかかわり、結果的に肝臓のうっ血を改善して血行を促し、血熱を冷ましてくれます。
血熱というのは、体内をめぐっている血液(特に赤血球)がスムーズに流れず、血液中の温度が上がってしまう状態をいいます。血熱気味の人には、肌が荒れやすい、イライラする、のぼせやすい、月経前に吹き出ものが出やすい、目が充血する、便秘気味といった症状が多くみられ、ひどくなると鼻血や血尿、血便、血痰などといった出血が起こりやすくなります。特に女性の場合は、月経時の出血量が多くなったり、月経が不定期になったりします。
こうした症状に悩まされている女性は、四物湯をぜひ試してみてください。もちろん、うっ血しているような男性にも用いることができます。
ただし、配合されている地黄によって、食欲不振になることがあるので注意しましょう。
後世方の基本になっている四物湯
『傷寒論』や『金匱要略』を原典としている処方を古方といいます。後世方は、古方よりも比較的新しい処方で、その大きな基本柱になっているのが四物湯です(古方の基本柱は桂枝湯)。
四物湯は、血にかかわる4つの生薬で構成されているので、気と水にかかわる症状や疾患が現れた場合には、気と水にかかわる生薬を加味したり、ほかの処方と合方したりして用いられます。
例えば、気・血ともに虚していて、胃腸が弱くて元気がない、貧血で皮膚が乾燥しているというような場合には、四物湯と四君子湯を合わせた「八物湯」(「八珍湯」ともいう)にし、さまざまな病気の後で全身が衰弱していて、貧血、食欲不振、循環器や消化器の機能が衰えているような場合には、十全大補湯にして用いられます。また、最低血圧が高い高血圧の虚証タイプの人には、日本で創製された七物降下湯という処方に変えられて用いられます。これら以外にも、四物湯をベースにした処方は数多く存在しており、四物湯は後世方には欠かせないものとなっているのです。

当帰の作用
左の写真は当帰の花です。
当帰の作用は次の通りです。
補血作用血の機能を高め、身体の栄養分を補います。
行血作用…子宮を収縮して、瘀血(流れの滞った状態の血液)を排出したり、子宮の痙攣を抑えます。
潤腸作用腸内の水分不足を改善し、便秘に効果を発揮します。
調経作用…月経を調節します。
鎮静作用気持ちを静める作用です。

判定  類方鑑別

【四物湯類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が四物湯に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。

当帰芍薬散   …血虚+水毒の方剤である。皮膚は湿潤、浮腫傾向があって、顔色悪く、冷え症で、不定愁訴、月経異常がある。

加味逍遙散   …肝気鬱結+血虚気虚の方剤である。虚熱があり、肝鬱化火して心気症的傾向が強く、不定愁訴、軽度の胸脇苦満と少腹満がみられる。

芎帰膠艾湯   …本方に阿膠、艾葉、甘草が加わった処方で、血虚の痔出血、性器出血などを主症状とするもの。

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