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ツムラ 清肺湯 エキス顆粒(医療用)の主治・商品説明

痰(たん)の多く出る咳(せき)・COPD(慢性閉塞性肺疾患)

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ツムラ 清肺湯 エキス顆粒(医療用)
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 主治・適応症

(Mainly treatment)…主とする治療対象です。

肺熱型咳と痰(慢性気管支炎など)/痰熱壅肺に陰虚を兼ねるもの

【適応症】痰の多く出る咳、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺炎気管支炎、肺結核、慢性咽頭炎、気管支喘息、心臓性喘息。

清肺湯 →

次の症状のいくつかある方は、清肺湯が良く効く可能性が大きいです。



 商品説明

漢方処方  処方名:清肺湯せいはいとう

●肺に熱があり、粘稠な痰が咽(のど)にからんで喀出できず、そのために烈しい咳が続くような場合に用いられます。
●肺熱に肺陰虚の症候を伴うときの薬方です。
●粘稠で切れがたい痰を伴う咳を対象に、次のような疾患に用いられます。
①慢性気管支炎
②気管支拡張症
③肺結核


●ツムラ 清肺湯 エキス顆粒(医療用)は、漢方の古典「万病回春」(まんびょうかいしゅん)(明代)収載の処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく顆粒剤としたものです。
●清肺湯は肺の熱をさます則ち肺の炎症を緩解させる作用があるとされており、処方名はこの薬効より名付けられました。
●のどや気管の炎症をやわらげ、粘稠な痰を出しやすくして咳をしずめます。のど痛みやイガイガ感が快復します。症状が長びいて、体力が低下しているときに向いています。

 弁証一覧(次の弁証の方には、清肺湯が良く効きます。)

  • ●熱痰
  • ●脾肺気虚


 出典書籍

西暦1587年 明時代 『万病回春』 by{龍+共}廷賢 8巻。《内経》《難経》より金川四大家までの医学書を編纂したもの。上巻には総論、下巻には各論が記載されており、病証の種類も比較的多く、弁証も詳細で、方剤の選択も多い。→処方使用期間:430年間

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 添付文書

  ツムラ清肺湯エキス顆粒(医療用)

 作成又は改訂年月

**2018年2月改訂(第8版)
*2013年3月改訂(第7版)

 日本標準商品分類番号

875200

 薬効分類名

漢方製剤

 承認等

販売名
ツムラ清肺湯エキス顆粒(医療用)

 販売名コード

5200087D1020

 承認・許可番号

承認番号
(61AM)3320

 薬価基準収載年月

1986年10月

 販売開始年月

1986年10月

 貯法・使用期限等

貯法
しゃ光・気密容器
使用期限
容器、外箱に表示

 組成

本品9.0g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス6.0gを含有する。
日局トウキ     3.0g
日局バクモンドウ  3.0g
日局ブクリョウ   3.0g
日局オウゴン    2.0g
日局キキョウ    2.0g
日局キョウニン   2.0g
日局サンシシ    2.0g
日局ソウハクヒ   2.0g
日局タイソウ    2.0g
日局チンピ     2.0g
日局テンモンドウ  2.0g
日局バイモ     2.0g
日局カンゾウ    1.0g
日局ゴミシ     1.0g
日局ショウキョウ  1.0g
チクジョ      2.0g
添加物
日局軽質無水ケイ酸、日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖水和物

 性状

剤形
顆粒剤
黄褐色
におい
特異なにおい
甘くて苦い
識別コード
ツムラ/90

 一般的名称

清肺湯(せいはいとう)

 効能又は効果

痰の多く出る咳

 用法及び用量

通常、成人1日9.0gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

 使用上の注意

使用上の注意

 慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
1.
著しく胃腸の虚弱な患者[食欲不振、胃部不快感、悪心、下痢等があらわれるおそれがある。]
2.
食欲不振、悪心、嘔吐のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]

 重要な基本的注意

1.
本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
2.
本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止すること。
3.
**サンシシ含有製剤の長期投与(多くは5年以上)により、大腸の色調異常、浮腫、びらん、潰瘍、狭窄を伴う腸間膜静脈硬化症があらわれるおそれがある。長期投与する場合にあっては、定期的にCT、大腸内視鏡等の検査を行うことが望ましい。
4.
他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。

 相互作用

 併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等 
(1)カンゾウ含有製剤
(2)グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤
臨床症状・措置方法
偽アルドステロン症があらわれやすくなる。また、低カリウム血症の結果として、ミオパチーがあらわれやすくなる。
(「重大な副作用」の項参照)
機序・危険因子
グリチルリチン酸は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が促進されることが考えられる。

 副作用

副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度は不明である。

 重大な副作用

1. 間質性肺炎
発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常(捻髪音)等があらわれた場合には、本剤の投与を中止し、速やかに胸部X線等の検査を実施するとともに副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。また、発熱、咳嗽、呼吸困難等があらわれた場合には、本剤の服用を中止し、ただちに連絡するよう患者に対し注意を行うこと。
2. 偽アルドステロン症
低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
3. ミオパチー
低カリウム血症の結果としてミオパチーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
4. 肝機能障害、黄疸
AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、γ-GTP等の著しい上昇を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
5. **腸間膜静脈硬化症
長期投与により、腸間膜静脈硬化症があらわれることがある。腹痛、下痢、便秘、腹部膨満等が繰り返しあらわれた場合、又は便潜血陽性になった場合には投与を中止し、CT、大腸内視鏡等の検査を実施するとともに、適切な処置を行うこと。なお、腸管切除術に至った症例も報告されている。

 その他の副作用

  頻度不明 
消化器 食欲不振、胃部不快感、悪心、下痢等 

 高齢者への投与

高齢者
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

 妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦
妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

 小児等への投与

小児
小児等に対する安全性は確立していない。[使用経験が少ない]

 薬効薬理

1. 気管粘膜線毛輸送能促進作用(去痰作用)
(1)
ハトに経口投与したところ、気管粘膜の粘液線毛輸送機能(MCT)が促進した。また、アセチルコリン噴霧によるMCTの活性化が促進した1)
(2)
ウサギ気管粘膜上皮細胞において、気道液運搬に関与する線毛運動周波数を増加させた(in vitro )2)
2. 作用機序
本剤は、以下の作用により薬理効果を示すことが示唆されている。
(1) 粘液線毛輸送系に対する作用
・イヌ気管培養粘膜上皮において、漿膜側投与により、イオン能動輸送量を反映する短絡電流を増加させた。この反応はNaチャネルブロッカーのアミロライドでは影響を受けず、Clトランスポート阻害剤のフロセミドにより抑制された(in vitro )3)
・亜急性気管支炎罹患ウサギに経口投与したところ、痰中の粘液線毛輸送機能促進作用を有する飽和型フォスファチジールエタノールアミンの増加を促進し、粘液線毛輸送機能阻害作用を有するスフィンゴミエリンの増加を抑制した1)
(2) 活性酸素、ケミカルメディエーターに対する作用
卵白アルブミン感作モルモット肺において、抗原刺激時のSRS-A(slow reacting substance of anaphylaxis)遊離を抑制した(in vitro )4)

 包装

*500g、3.0g×42包、3.0g×189包

 主要文献及び文献請求先

 主要文献

文献
1)
宮田 健. 漢方医学. 1988, 12(9), p.234.
2)
千代谷 厚・他. 漢方と免疫・アレルギー8.ファーマインターナショナル, 1994, p.44.
3)
千代谷 厚・他. アレルギー. 1994, 43(9), p.1210.
4)
宮本康嗣・他. 日本東洋医学雑誌. 1987, 38(1), p.25.

 文献請求先

株式会社ツムラ お客様相談窓口
東京都港区赤坂2-17-11 〒107-8521
TEL:0120-329970
FAX:03-5574-6610

 製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

株式会社ツムラ
製造販売元
株式会社ツムラ
東京都港区赤坂2-17-11

 効能・効果

効能効果 痰の多く出る咳。


 使用方法

正しく使用 食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。

 成分・生薬

生薬
清肺湯には、鎮咳・去痰作用のある生薬がいろいろと配合されています。麦門冬、天門冬、杏仁、桔梗、貝母、桑白皮、陳皮などがそうです。また、黄ごんと梔子は炎症をさます役目をします。そのほか、血行をよくして体をあたためる当帰、水分循環をよくしたり気分を落ち着ける茯苓なども含まれます。

本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.75gを含有する。

●日本薬局方 トウキ(当帰)…3.0g
●日本薬局方 バクモンドウ(麦門冬)…3.0g
●日本薬局方 ブクリョウ(茯苓)…3.0g
●日本薬局方 オウゴン(黄ごん)…2.0g
●日本薬局方 キキョウ(桔梗)…2.0g
●日本薬局方 キョウニン(杏仁)…2.0g
●日本薬局方 サンシシ(山梔子)…2.0g
●日本薬局方 ソウハクヒ(桑白皮)…2.0g
●日本薬局方 タイソウ(大棗)…2.0g
●日本薬局方 チンピ(陳皮) …2.0g
●日本薬局方 カンゾウ(甘草) …1.0g
●日本薬局方 ゴミシ(五味子)…1.0g
●日本薬局方 ショウキョウ(生姜)…1.0g
●チクジョ(竹じょ)…2.0g
●テンモンドウ(天門冬)…2.0g
バイモ(貝母)…2.0g

使用上の注意 使用上の注意

【妊娠・授乳の注意】女性
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。



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