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ツムラ 消風散 エキス顆粒(医療用)の主治・商品説明

慢性湿疹(分泌物の多いもの)、蕁麻疹(じんましん)に、かゆみが強く、分泌物の多い皮膚病を改善

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 主治・適応症

(Mainly treatment)…主とする治療対象です。

アトピー性以外の湿疹・蕁麻疹(じんましん)

【適応症】湿疹蕁麻疹、水虫、あせも、皮膚掻痒症、アトピー性皮膚炎

消風散 →

次の症状のいくつかある方は、消風散が良く効く可能性が大きいです。



 商品説明

漢方処方  処方名:消風散しょうふうさん

カユミの強い湿疹に!
●かゆみが強く、患部に熱を持ちあるいは赤みが強い湿疹(分泌物のあるもの)に良く効きます。
ツムラ消風散エキス顆粒(医療用)は、漢方独特の、体の内面から皮膚の病変を治していくお薬で、一般に局部に滲出物(しんしゅつぶつ)があって発赤したり、かさぶたをつくったりして、かゆみの強い湿疹に用いられます。
●近年は食生活や生活環境の変化に伴い、アトピー性皮膚炎のような体質性の皮膚症状(湿疹)がなかなか治らず、治療に通ったり、体質だとあきらめている方が増えていますが、刺激性の飲食物を避けるなどの食生活に気をくばり、また患部をいつも清潔にしておくことも大切です。


●ツムラ 消風散 エキス顆粒(医療用)は、漢方の古典「外科正宗」(げかせいそう)(明代)収載の処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく錠剤としたものです。
●風は漢方でいう病因の1つで、外因性・遊走性の疾患を指します。処方名は、この風を原因とする皮膚疾患を改善することから名付けられました。(漢方では、そう痒感は、風邪(ふうじゃ)に起因すると考えられています。)
●分泌物が多く痂皮形成傾向のある皮膚病変に用いるとよく効きます。
●風湿熱による皮疹に対する方剤です。
●掻痒(そうよう)が強く、夏に憎悪する傾向のものによいです。
●全体として風湿熱に対し消炎、解熱、止痒、滲出物(しんしゅつぶつ)減少の方向に働くと共に、血熱をさまし、血燥を潤す作用も持ちます。

 出典書籍

西暦1617年 明時代 『外科正宗』 by陳実功 4巻(または12巻本があり、内容は同じ)中医外科学を代表する書で、書中には鼻茸の切除術などの手術法があり、後世の医家に多大な影響を与えた。→処方使用期間:400年間

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 添付文書

 ツムラ消風散エキス顆粒(医療用)

 作成又は改訂年月

**2009年8月改訂(第5版)
*2007年5月改訂(第4版)

 日本標準商品分類番号

875200

 薬効分類名

漢方製剤
漢方製剤

 承認等

販売名
ツムラ消風散エキス顆粒(医療用)

 販売名コード

5200077D1034

 承認・許可番号

承認番号
(61AM)3270

 薬価基準収載年月

1986年10月

 販売開始年月

1986年10月

 貯法・使用期限等

貯法
しゃ光・気密容器
使用期限
容器、外箱に表示

 組成

本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス4.0gを含有する。
日局ジオウ   3.0g
日局セッコウ  3.0g
日局トウキ   3.0g
日局ゴボウシ  2.0g
日局ソウジュツ 2.0g
日局ボウフウ  2.0g
日局モクツウ  2.0g
日局ゴマ    1.5g
日局チモ    1.5g
日局カンゾウ  1.0g
日局クジン   1.0g
日局ケイガイ  1.0g
センタイ    1.0g
添加物
日局軽質無水ケイ酸、日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖水和物

 性状

剤形
顆粒剤
灰褐色
におい
特異なにおい
わずかに甘くて苦い
識別コード
ツムラ/22

 一般的名称

消風散(しょうふうさん)

 効能又は効果

分泌物が多く、かゆみの強い慢性の皮膚病(湿疹、蕁麻疹、水虫、あせも、皮膚そう痒症)

 用法及び用量

通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

 使用上の注意

使用上の注意

 慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
1.
胃腸の虚弱な患者[食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、軟便、下痢等があらわれることがある。]
2.
食欲不振、悪心、嘔吐のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]
3.
著しく体力の衰えている患者[副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。]

 重要な基本的注意

1.
本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
2.
本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止すること。
3.
他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。

 相互作用

 併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等 
(1)カンゾウ含有製剤
(2)グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤
臨床症状・措置方法
偽アルドステロン症があらわれやすくなる。また、低カリウム血症の結果として、ミオパチーがあらわれやすくなる。(「重大な副作用」の項参照)
機序・危険因子
グリチルリチン酸は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が促進されることが考えられる。

 副作用

副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度は不明である。

 重大な副作用

1. 偽アルドステロン症
低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
2. ミオパチー
低カリウム血症の結果としてミオパチーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。

 その他の副作用

  頻度不明 
**過敏症注1) 発疹、発赤、そう痒、蕁麻疹等 
消化器 食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、軟便、下痢等 

注1)このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。


 高齢者への投与

高齢者
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

 妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦
妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

 小児等への投与

小児
小児等に対する安全性は確立していない。[使用経験が少ない]

 その他の注意

患部が乾燥している皮膚疾患では、症状が悪化することがある。

 薬効薬理

薬効薬理
1. 抗ヒスタミン作用
イヌに経口投与したところ、ヒスタミンによる皮内反応(膨隆部位の直径比較)が抑制された1)
2. 抗アレルギー作用
抗DNPモノクロナールIgE抗体感作マウスに経口投与したところ、抗原塗布(DNFB)による二相性皮膚反応(浮腫)が抑制された2)
3. 作用機序
本剤は、以下の作用により薬理効果を示すことが示唆されている。
抗炎症作用
ヒト由来好中球及びcell-freeのxanthine-xanthine oxidase由来活性酸素(O2、H2O2、OH・)の産生を抑制した。また、好中球の細胞内Ca2+濃度を抑制した(in vitro3)

 包装

包装
500g、5kg(500g×10)、2.5g×42包、2.5g×189包

 主要文献及び文献請求先

 主要文献

文献
1)
岡田啓司・他. 日本獣医師会雑誌. 1995, 48(9), p.673.
2)
Tsunematsu, M. et al. 和漢医薬学雑誌. 1996, 13(1), p.66.
3)
赤松浩彦・他. 皮膚科における漢方治療の現況5. 医学書院,1994, p.35.

 *文献請求先

株式会社ツムラ お客様相談窓口
東京都港区赤坂2-17-11 〒107-8521
TEL:0120-329970
FAX:03-5574-6610

 製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
株式会社ツムラ
株式会社ツムラ
*東京都港区赤坂2-17-11

 効能・効果

効能効果 分泌物が多く、かゆみの強い慢性の皮膚病(湿疹、蕁麻疹、水虫、あせも、皮膚掻痒症)


 使用方法

正しく使用 食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。

 成分・生薬

生薬
消風散の構成生薬は下記のとおりです。皮膚病の病因を発散させる荊芥や防風、湿潤をとる蒼朮や木通、炎症をひく石膏や知母と苦參、血行をよくする地黄や当帰、排膿を助ける牛蒡子などが配合されています。

本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.75gを含有する。
日本薬局方 セッコウ(石膏)…3.0g
日本薬局方 ジオウ(地黄)…3.0g
日本薬局方 トウキ(当帰)…3.0g
日本薬局方 ソウジュツ(蒼朮)…2.0g
日本薬局方 ボウフウ(防風)…2.0g
日本薬局方 モクツウ(木通)…2.0g
日本薬局方 チモ(知母)…1.5g
日本薬局方 カンゾウ(甘草)…1.0g
日本薬局方 クジン(苦參)…1.0g
日本薬局方 ケイガイ(荊芥)…1.0g
ゴボウシ(牛蒡子)…2.0g
ゴマ(胡麻)…1.5g
ゼンタイ(蝉退)…1.0g

使用上の注意 使用上の注意

【妊娠・授乳の注意】女性
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。



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