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漢方 ツムラ 柴苓湯 エキス顆粒(医療用):114

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中医師

漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、 「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。
生体における「気=エネルギー(energy)的なもの・肉体の機能や働き」、「血=血液(blood)」、「津液=体内水分」の3要素が身体をバランス良く循環することが大切だと考えます。
人間の健康は、これら「気」(陽)「血・津液」(陰)の調和(harmony)のもとに保たれています。「血・津液」は、原動力となる「気」のもとで初めて活性化され、全身を循環して五臓六腑に栄養を供給します。 この陰陽(positive and negative principles)が調和(陰平陽秘)していれば、健康でいられますが、陰陽のバランスが崩れると、さまざまな病気が起きてくるのです。
黄帝:三皇五帝時代。夏王朝の始祖。宮廷医師、岐伯との問答形式で記された古典的医学書「内経 »素問」の著者です。日本ではユンケル「ユンケル黄帝液」などと商品名に利用されています。

クスリ

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出典書籍

西暦1337年 元時代 『世医得効方』 危亦林 →処方使用期間:677年間

生薬一覧

柴苓湯(小柴胡湯+五苓散)の中薬一覧(herb list)
生薬名(herb name) 薬量(quantity) 君臣佐使(role) 効能1 効能2 効能3 効能4 効能5 効能6 大分類 中分類

リンク柴胡 »

7

君薬

疏肝解鬱

理気

解表剤

辛涼解表薬

リンク半夏 »

5

佐薬

疏肝解鬱

理気

止嘔

化痰

化湿

止咳

化痰止咳平喘薬

温化寒痰薬

リンク生姜 »

1

使薬

理気

止嘔

化痰

化湿

解表剤

辛温解表薬

リンク人参 »

3

佐薬

補気健脾

生津

補虚薬

補気薬

リンク大棗 »

3

使薬

補気健脾

生津

安神

補虚薬

補気薬

リンク甘草 »

2

佐薬

補気健脾

生津

補虚薬

補気薬

リンク黄芩 »

3

臣薬

瀉火

清熱剤

清熱燥湿薬

リンク猪苓 »

3

臣薬

利水止瀉・消腫

利水滲湿薬

リンク沢瀉 »

5

使薬

利水止瀉・消腫

清熱

利水滲湿薬

リンク白朮 »

3

佐薬

利水止瀉・消腫

健脾

補虚薬

補気薬

リンク茯苓 »

3

君薬

利水止瀉・消腫

健脾

利水滲湿薬

リンク桂皮 »

2

使薬

理気・散寒(通陽)

解表

解表剤

辛温解表薬

君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。
臣薬…主薬を補助して主薬の効き目を強化する薬物です。
佐薬…主薬に協力して二次的な症状を取り除くか、または主薬を制御し、主薬による副作用を抑えるか防ぐ薬物です。
使薬…方剤の中では二次的な薬物か、引経(薬物を病のある場所まで引率していく作用)の薬物です。

生薬説明

1.柴胡・黄芩は、消炎・解熱・抗菌作用をもち、炎症を鎮める(清熱)。
特に柴胡は、往来寒熱を呈する発熱を緩解する。
2.柴胡・甘草(炙甘草)・大棗は、鎮静作用をもち、自律神経系の調整に働いて、いらいら・不安・憂うつ感・緊張感などを鎮める(疏肝解欝)。半夏・黄芩・茯苓も、鎮静作用によりこれを補助する。
3.半夏・生姜は、中枢性・末梢性に強い制吐・鎮嘔作用をあらわし、悪心・嘔吐を止め、蠕動を調整する(理気・和胃止嘔)。
4.半夏・生姜・甘草(炙甘草)は鎮咳し、痰の抑制に働く(化痰止咳)。
5.人参・白朮・甘草(炙甘草)・大棗は、消化吸収を強め、全身の機能や抵抗力を高める(補気健脾)。
6.柴胡・黄芩は利胆作用をもち、柴胡・黄芩・甘草(炙甘草)は肝庇護に働き、肝細胞損傷を軽減する。
7.白朮・茯苓・猪苓・沢瀉は、組織中や消化管内の水分を血中に吸収し、利尿作用により排除する(利水)。この結果、浮腫の消退(消腫)や下痢の緩解(止瀉)の効果が得られる。
8.桂皮・生姜は、血管拡張により血行を促進し、消化管の分泌を強め、蠕動を促進して他薬の効果を強める。また、軽度の発汗・解熱作用をもつ(解表)。
(補足)
本方は、小柴胡湯に五苓散を合方したものである。
「半表半裏証」に水分の吸収・排泄障害による下痢や浮腫を伴う状況に用いるとよい。本方も燥性が強いので注意を要する。

中薬構成

中薬構成(herb composition) 神農

小柴胡湯と五苓散の合方で、重複するものがないので、二つの方剤がそのまま加えられた形になっています。
小柴胡湯の証(胸脇苦満があって、軽度の虚証と見られる場合)で五苓散の証(この場合は主として尿量減少と水分停滞傾向を目標とします。口渇もあるのを原則としますが、必須条件ではありません。頭痛・嘔吐・下痢を伴うこともある)を兼ねる場合に用うべき方剤です。

神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂 »に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。

薬剤師

中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。

自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。

五行説

五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。リンク陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) »

Hal Pharmacy

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