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漢方 JPS 麻黄附子細辛湯:JPS-81

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中医師

漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、 「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。
生体における「気=エネルギー(energy)的なもの・肉体の機能や働き」、「血=血液(blood)」、「津液=体内水分」の3要素が身体をバランス良く循環することが大切だと考えます。
人間の健康は、これら「気」(陽)「血・津液」(陰)の調和(harmony)のもとに保たれています。「血・津液」は、原動力となる「気」のもとで初めて活性化され、全身を循環して五臓六腑に栄養を供給します。 この陰陽(positive and negative principles)が調和(陰平陽秘)していれば、健康でいられますが、陰陽のバランスが崩れると、さまざまな病気が起きてくるのです。
黄帝:三皇五帝時代。夏王朝の始祖。宮廷医師、岐伯との問答形式で記された古典的医学書「内経 »素問」の著者です。日本ではユンケル「ユンケル黄帝液」などと商品名に利用されています。

クスリ

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出典書籍

西暦250年 三国時代 『傷寒論』 校訂 →処方使用期間:1764年間

生薬一覧

麻黄附子細辛湯の中薬一覧(herb list)
生薬名(herb name) 薬量(quantity) 君臣佐使(role) 効能1 効能2 効能3 効能4 大分類 中分類

リンク麻黄 »

4

佐薬

辛温解表

平喘

利水

解表剤

辛温解表薬

リンク細辛 »

3

臣薬

辛温解表

止痛

止咳

利水

温裏薬(散寒薬)

リンク附子 »

1

君薬

補陽・散寒

止痛

利水

温裏薬(散寒薬)

君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。
臣薬…主薬を補助して主薬の効き目を強化する薬物です。
佐薬…主薬に協力して二次的な症状を取り除くか、または主薬を制御し、主薬による副作用を抑えるか防ぐ薬物です。
使薬…方剤の中では二次的な薬物か、引経(薬物を病のある場所まで引率していく作用)の薬物です。

生薬説明

1.麻黄・細辛は、悪寒・発熱・頭痛・身体痛などの表寒に対し、発汗・解熱に働いて緩解させる(辛温解表)。また、鎮咳・痰の抑制に働く(化痰止咳)。
2.細辛・附子は血管拡張により血行を促進し、体を温め、鎮痛に働く(散寒・止痛)。
3.附子は全身の代謝を高め、強心に働く。

中薬構成

中薬構成(herb composition) 神農

麻黄が主薬ですから、麻黄湯と同じく辛温発表剤の一つであることに違はないですが、附子という熱性薬が入っていること、それに細辛も温性の強い薬物であることから、著しい寒証向きの方剤です。
すなわち、たとえ熱が出ても、熱感はほとんどまたは全く訴えず、悪寒のみ著しい場合に使用する方剤です。
麻黄に鎮咳作用、細辛に鎮痛・麻酔・平喘作用、附子に鎮痛作用があるので、咳や咽痛に効くのみならず、3生薬とも燥性薬ですので、小青竜湯と同様、うすい鼻水を治すに適します。
病期分類で言えば、麻黄湯やその類方が太陽病の方剤に対して、この方剤は少陰病の方剤です。

神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂 »に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。

薬剤師

中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。

自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。

五行説

五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。リンク陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) »

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