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漢方 中薬 銀翹解毒丸:

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中国主治

(Chinese Mainly treatment) ?病初起之表熱證。發熱,微惡寒,無汗或有汗不暢,頭痛、咳嗽咽痛、口?欲飲,舌邊尖紅、苔薄白或薄?、脈浮數。

中国臨床應用

(Mainly treatment) 上呼吸道感染、流感、急性支氣管炎、肺炎、急性扁桃腺炎、麻疹、藥物性皮炎、腸病毒、蕁麻疹、濕疹、耳下腺炎。
中医師

漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、 「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。
生体における「気=エネルギー(energy)的なもの・肉体の機能や働き」、「血=血液(blood)」、「津液=体内水分」の3要素が身体をバランス良く循環することが大切だと考えます。
人間の健康は、これら「気」(陽)「血・津液」(陰)の調和(harmony)のもとに保たれています。「血・津液」は、原動力となる「気」のもとで初めて活性化され、全身を循環して五臓六腑に栄養を供給します。 この陰陽(positive and negative principles)が調和(陰平陽秘)していれば、健康でいられますが、陰陽のバランスが崩れると、さまざまな病気が起きてくるのです。
黄帝:三皇五帝時代。夏王朝の始祖。宮廷医師、岐伯との問答形式で記された古典的医学書「内経 »素問」の著者です。日本ではユンケル「ユンケル黄帝液」などと商品名に利用されています。

クスリ

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出典書籍

西暦1798年 清時代 『温病条弁』 呉鞠通 →処方使用期間:216年間

中国辨證

(Dialectic) (1)發熱。 (2)口?。 (3)咽痛。 (4)咳嗽。 (5)脈浮數。

生薬一覧

銀翹散の中薬一覧(herb list)
生薬名(herb name) 薬量(quantity) 君臣佐使(role) 効能1 効能2 効能3 効能4 大分類 中分類

リンク薄荷 »

6

臣薬

辛凉解表

解表剤

辛涼解表薬

リンク淡豆鼓 »

9

佐薬

辛凉解表

リンク牛蒡子 »

9

臣薬

辛凉解表

清熱

解表剤

辛涼解表薬

リンク金銀花 »

12

君薬

辛凉解表

清熱

清熱剤

清熱解毒薬

リンク連翹 »

12

君薬

辛凉解表

清熱

清熱剤

清熱解毒薬

リンク荊芥 »

6

臣薬

辛温解表

解表剤

辛温解表薬

リンク淡竹葉 »

9

使薬

清熱

リンク芦根 »

15

佐薬

清熱

生津

清熱剤

清熱瀉火薬

リンク生甘草 »

3

佐薬

清熱

リンク桔梗 »

6

臣薬

化痰

止咳

排膿

利咽

化痰止咳平喘薬

止咳平喘薬

君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。
臣薬…主薬を補助して主薬の効き目を強化する薬物です。
佐薬…主薬に協力して二次的な症状を取り除くか、または主薬を制御し、主薬による副作用を抑えるか防ぐ薬物です。
使薬…方剤の中では二次的な薬物か、引経(薬物を病のある場所まで引率していく作用)の薬物です。

生薬説明

外界からの邪には、風(ふう)寒(かん)熱(ねつ)湿(しつ)燥(そう)などがあり、中でも風(ふう)は、常に動きまわり、ほかの邪を運ぶといわれています。 寒は風によって運ばれてきて感冒となった場合を風寒感冒、熱が運ばれてきた場合は風熱感冒と呼びます。運ばれる邪の種類によって、風邪の症状も異なると考えます。 実は感冒をカゼ(風邪)と呼ぶのは、このように邪を運んでくるからです。すなわち邪の種類によって感冒の症状は異なってくるのです。 ですから症状をよく見極め、症状に合った薬を使うべきというのが、漢方の考え方です。熱と結びつくと風熱感冒と呼ばれ春から初夏にかけて多いと考えられています。 体の熱感、のどの痛みや、冷たい水をほっするのどの渇きなどが主症状にあげられます。風熱感冒の治療では熱を冷ます生薬を含む漢方薬を用います。 つまり、解熱、解毒、炎症を抑えていくわけです。

銀翹散(ぎんぎょうさん)は、風熱型の風邪に効果がある生薬製剤。
金銀花(キンギンカ)、淡豆豉(タンズシ)、連翹(レンギョウ)、牛蒡子(ゴボウシ)、桔梗(キキョウ)、淡竹葉(タンチクヨウ)、甘草(カンゾウ)、荊芥(ケイガイ)、薄荷(ハッカ)、羚羊角(レイヨウカク)という10種類の生薬(しょうやく)が組み合わされてつくられています。

中薬構成

中薬構成(herb composition) 神農

中医学の処方は複合的症状に応じて併門も感染症による発熱に対して西洋医学では抗生物質が使われますが、中医学では様々な生薬を配合した処方で総合的に治療します。 銀翹散には、清熱解毒(抗炎症、抗菌・抗ウィルス作用)の作用がある金銀花、連翹が主薬として配合され、皮膚から熱を軽く発散する薄荷、荊芥、のどの炎症を鎮め、痛みを止める桔梗、牛蒡子が配合されています。さらに、体内の毒成分や熱を尿から排出することを目的として、軽い利尿作用がある竹葉が配合されています。 銀翹散は、このように体を冷やしながら軽く発汗させる作用で、上気道感染症に効果をあげています。これに板藍根や白花蛇舌草などの清熱解毒薬を併用するとさらに効果が増します。
神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂 »に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。

方 解

本方適用於外感風熱,治宜辛涼解表之代表方劑之一。方中銀花、連翹清熱解毒,且清中有透,具辛涼透表之效;配伍薄荷、牛蒡子疏散風熱。清利咽喉;淡豆?,荊芥疏風透表,雖屬辛?,但?而不燥,且與清熱諸藥同用,可加強辛涼透表之力,佐以淡竹葉清上焦之熱,增強銀花、連翹清熱解毒之功,桔梗宣肺利咽,與甘草合用又有化痰止咳之效,蘆根清熱生津止?,甘草調和諸藥。

中国藥方加減

(Dialectic) 1.熱甚咽喉腫痛:加板藍根、??、石膏、穿心蓮。 2.表證明顯:加?衣、?蠶、?白。 3.心煩裡熱甚:加梔子、知母、??。 4.?甚:加天花粉、石膏。 5.咳嗽甚:加杏仁、款冬花。 6.胸悶、納差:加?香、鬱金。 7.肺氣不宣咳嗽:合麻杏石甘湯。

薬剤師

中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。

自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。

五行説

五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。リンク陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) »

Hal Pharmacy

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