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漢方 ウチダ 人参湯 煎じ薬:32

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中医師

漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、 「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。
生体における「気=エネルギー(energy)的なもの・肉体の機能や働き」、「血=血液(blood)」、「津液=体内水分」の3要素が身体をバランス良く循環することが大切だと考えます。
人間の健康は、これら「気」(陽)「血・津液」(陰)の調和(harmony)のもとに保たれています。「血・津液」は、原動力となる「気」のもとで初めて活性化され、全身を循環して五臓六腑に栄養を供給します。 この陰陽(positive and negative principles)が調和(陰平陽秘)していれば、健康でいられますが、陰陽のバランスが崩れると、さまざまな病気が起きてくるのです。
黄帝:三皇五帝時代。夏王朝の始祖。宮廷医師、岐伯との問答形式で記された古典的医学書「内経 »素問」の著者です。日本ではユンケル「ユンケル黄帝液」などと商品名に利用されています。

クスリ

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出典書籍

西暦250年 三国時代 『傷寒論』 校訂 →処方使用期間:1764年間

生薬一覧

人参湯(理中丸)の中薬一覧(herb list)
生薬名(herb name) 薬量(quantity) 君臣佐使(role) 効能1 効能2 効能3 効能4 大分類 中分類

リンク乾姜 »

3

使薬

温中散寒

温経散寒

補陽

止嘔

温裏薬(散寒薬)

リンク人参 »

3

君薬

補気健脾

生津

消痞

補虚薬

補気薬

リンク白朮 »

3

臣薬

補気健脾

利水

止瀉

補虚薬

補気薬

リンク甘草 »

3

佐薬

補気健脾

生津

止痙

補虚薬

補気薬

君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。
臣薬…主薬を補助して主薬の効き目を強化する薬物です。
佐薬…主薬に協力して二次的な症状を取り除くか、または主薬を制御し、主薬による副作用を抑えるか防ぐ薬物です。
使薬…方剤の中では二次的な薬物か、引経(薬物を病のある場所まで引率していく作用)の薬物です。

生薬説明

1.乾姜は、末梢性・中枢性に血行を促進し、特に腹部を温めて痛みを止め(温中散寒)、冷えによる胃腸平滑筋のトーヌス上昇を緩解する。また、乾姜はトーヌスが低下し蠕動無力を呈している状態(気虚・陽虚)には、血行改善により腹中を温め、トーヌス・蠕動を正常化させる(温陽)。
2.人参・白朮・甘草(炙甘草)は、消化吸収を強め元気をつけ、全身の機能を高める(補気健脾)。
3.白朮は、消化管内の水分を血中に吸収して利尿によって排除し、下痢~軟便を緩解させる(利水止瀉)。
4.人参は上腹部の痞えを除く(消痞)。甘草(炙甘草)は乾姜の刺激性を緩和し、鎮痙・鎮痛に働く。
(補足)
本方は、乾姜の「温中散寒」の効果を主目的にした処方で、「補気健脾」は従になっている。

薬剤師

中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。

自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。

五行説

五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。リンク陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) »

Hal Pharmacy

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