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漢方 ツムラ 小柴胡湯 エキス顆粒(医療用):9

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中国主治

(Chinese Mainly treatment) 一、傷寒少陽證、往來寒熱,胸脇苦滿,不欲飲食、心煩喜嘔、口苦咽乾、脈弦而數、舌苔淡白者。 二、婦人傷寒、熱入血室,及?疸病証見少陽證者。

中国臨床應用

(Mainly treatment) 急慢性肝炎、急慢性胃炎、?腺炎、支氣管炎、腎盂炎、腮腺炎、心肌炎、膽?炎、肺炎、頸部淋巴腺炎、中耳炎、扁桃腺炎、?褥熱、盆腔炎、?丸炎、肋膜炎、胃、十二指腸潰瘍、神經性不食症、小兒?熱、麻疹、肺氣腫等。
中医師

漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、 「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。
生体における「気=エネルギー(energy)的なもの・肉体の機能や働き」、「血=血液(blood)」、「津液=体内水分」の3要素が身体をバランス良く循環することが大切だと考えます。
人間の健康は、これら「気」(陽)「血・津液」(陰)の調和(harmony)のもとに保たれています。「血・津液」は、原動力となる「気」のもとで初めて活性化され、全身を循環して五臓六腑に栄養を供給します。 この陰陽(positive and negative principles)が調和(陰平陽秘)していれば、健康でいられますが、陰陽のバランスが崩れると、さまざまな病気が起きてくるのです。
黄帝:三皇五帝時代。夏王朝の始祖。宮廷医師、岐伯との問答形式で記された古典的医学書「内経 »素問」の著者です。日本ではユンケル「ユンケル黄帝液」などと商品名に利用されています。

クスリ

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出典書籍

西暦250年 三国時代 『傷寒論』 校訂 →処方使用期間:1764年間

中国辨證

(Dialectic) (1)寒熱往來。 (2)胸脇苦滿。 (3)納呆。 (4)心煩喜嘔。 (5)口苦脈弦。

生薬一覧

小柴胡湯の中薬一覧(herb list)
生薬名(herb name) 薬量(quantity) 君臣佐使(role) 効能1 効能2 効能3 効能4 効能5 効能6 大分類 中分類

リンク柴胡 »

7

君薬

疏肝解鬱

理気

解表剤

辛涼解表薬

リンク半夏 »

5

佐薬

疏肝解鬱

理気

止嘔

化痰

化湿

止咳

化痰止咳平喘薬

温化寒痰薬

リンク生姜 »

1

使薬

理気

止嘔

化痰

化湿

解表剤

辛温解表薬

リンク人参 »

3

佐薬

補気健脾

生津

補虚薬

補気薬

リンク大棗 »

3

使薬

補気健脾

生津

安神

補虚薬

補気薬

リンク甘草 »

2

佐薬

補気健脾

生津

補虚薬

補気薬

リンク黄芩 »

3

臣薬

瀉火

清熱剤

清熱燥湿薬

君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。
臣薬…主薬を補助して主薬の効き目を強化する薬物です。
佐薬…主薬に協力して二次的な症状を取り除くか、または主薬を制御し、主薬による副作用を抑えるか防ぐ薬物です。
使薬…方剤の中では二次的な薬物か、引経(薬物を病のある場所まで引率していく作用)の薬物です。

生薬説明

1.柴胡・黄芩は、消炎・解熱・抗菌作用をもち、炎症を鎮める(清熱)。
特に柴胡は、往来寒熱*を呈する発熱を緩解する。
*悪寒と熱感が交互にあらわれること。
2.柴胡・甘草(炙甘草)・大棗は、鎮静作用をもち、自律神経系の調整に働いて、いらいら・不安・憂うつ感・緊張感などを鎮める(疏肝解欝)。半夏・黄芩も、鎮静作用によりこれを補助する。
3.半夏・生姜は、中枢性・末梢性に強い制吐・鎮嘔作用をあらわし、悪心・嘔吐を止め、蠕動を調整する(理気・和胃止嘔)。人参は上腹部の痞えをとる。
4.半夏・生姜・甘草(炙甘草)は鎮咳し、痰の抑制に働く(化痰止咳)。
5.人参・甘草(炙甘草)・大棗は、消化吸収を強め、全身の機能や抵抗力を高める(補気健脾)。
6.柴胡・黄芩は、利胆作用をもち、柴胡・黄芩・甘草(炙甘草)は肝庇護に働き、肝細胞損傷を軽減する。
(補足)
本方は元来、発熱性疾患の経過にみられる「半表半裏証(少陽病)」に対し、明らかな発汗・催吐・瀉下などの効果によらない調和の効果によって緩解させるところから、「和解法」の代表処方になっており、この効果を「和解半表半裏」と呼んでいる。上記の複合作用によって病態を改善するもので、主には消炎・解熱・自律神経系の調整による効果と考えられる。
柴胡・半夏・生姜・黄芩など燥性の強い薬物の量が多いので、血虚・陰虚には注意を要する(慢性疾患に用いるときには特に注意がいる)。

方 解

本方為少陽經半表半裡之證,因邪傳至此經,欲入裡而為裡氣所拒,故有寒熱往來,胸脇苦滿;正邪相搏,故神識困昏而默默不欲食,熱邪?逼,故心煩喜嘔;膽火上溢,故口苦耳聾;凡此皆為半表半裡證的主?。 方中用柴胡升陽達表,使半表之邪外達;??養陰退熱,使半裡之邪?徹;人參、半夏以和中補氣,使邪不得復傳入裡;甘草佐柴?,調和?外;薑棗佐參、夏、通達榮衛,皆為相須相濟之妙。

中国藥方加減

(Dialectic) 1.外感表証甚:加荊芥、防風、葛根。 2.流感風熱:加銀花、連翹、板藍根。 3.急性支氣管炎:加桔梗、枳殼、杏仁、百部。 4.慢性支氣管炎:加茯苓、陳皮、紫?、款冬花。 5.肝膽發炎:加枳實、茵陳、白芍、金錢草。 6.泌尿系感染:加?蓄、車前子、海金砂。 7.中耳炎:加龍膽草,梔子。 8.小兒消化不良:加白朮、陳皮、茯苓、焦山?。 9.濕痰:加厚朴、蒼朮。 10.濕熱?疸:加茵陳、梔子、板藍根。 11.熱痰:加瓜?、具母。 12.?煩:加竹葉、粳米。 13.發?:加茵陳。 14.頭痛:加川?。

薬剤師

中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。

自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。

五行説

五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。リンク陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) »

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