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漢方 四物血行散:

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中医師

漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、 「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。
生体における「気=エネルギー(energy)的なもの・肉体の機能や働き」、「血=血液(blood)」、「津液=体内水分」の3要素が身体をバランス良く循環することが大切だと考えます。
人間の健康は、これら「気」(陽)「血・津液」(陰)の調和(harmony)のもとに保たれています。「血・津液」は、原動力となる「気」のもとで初めて活性化され、全身を循環して五臓六腑に栄養を供給します。 この陰陽(positive and negative principles)が調和(陰平陽秘)していれば、健康でいられますが、陰陽のバランスが崩れると、さまざまな病気が起きてくるのです。
黄帝:三皇五帝時代。夏王朝の始祖。宮廷医師、岐伯との問答形式で記された古典的医学書「内経 »素問」の著者です。日本ではユンケル「ユンケル黄帝液」などと商品名に利用されています。

クスリ

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出典書籍

西暦1107年 宋時代 『和剤局方』 陳思文 →処方使用期間:907年間

生薬一覧

四物湯の中薬一覧(herb list)
生薬名(herb name) 薬量(quantity) 君臣佐使(role) 効能1 効能2 効能3 大分類 中分類

リンク熟地黄 »

3

臣薬

補血

滋陰

補虚薬

補血薬

リンク芍薬 »

3

佐薬

補血

調経・止痙

補虚薬

補血薬

リンク当帰 »

3

君薬

補血

活血

調経・止痙

補虚薬

補血薬

リンク川芎 »

3

使薬

活血

調経・止痙

活血化瘀薬(理血薬)

君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。
臣薬…主薬を補助して主薬の効き目を強化する薬物です。
佐薬…主薬に協力して二次的な症状を取り除くか、または主薬を制御し、主薬による副作用を抑えるか防ぐ薬物です。
使薬…方剤の中では二次的な薬物か、引経(薬物を病のある場所まで引率していく作用)の薬物です。

生薬説明

1.当帰・芍薬・熟地黄は、全身を栄養・滋潤し、神経機能や内分泌機能を正常化させます(補血)。
2.当帰・川芎は、血管拡張によって循環を改善し、栄養物の分配・供給を強めます(活血)。
3.当帰・芍薬・川芎は、子宮筋の収縮を調整して正常化させます。当帰は子宮の発育促進に働きます。また、4薬すべてがもつ栄養・滋潤・血行促進などの作用により、子宮・卵巣などの機能を改善して、月経調整に働きます(調経)。
4.芍薬・当帰・川芎は、鎮静作用をもち、自律神経系の失調を改善します。
5.熟地黄・芍薬には、ある程度の止血効果があります。
. (補足)
本方は血虚に対する基本処方で、多くの場合は加減して用いる。
なお、血虚は貧血ではないので、貧血を目的に使用すべきではありません。

薬剤師

中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。

自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。

五行説

五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。リンク陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) »

Hal Pharmacy

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