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Health24 ハル薬局(インターネット薬局): 最近のトピックス |
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| ■04/08/16 |
アガリクス、アロエは健康によい? データを公開 健康食品で健康になれるの――。「にがり」や「アガリクス」など広く使われている健康 食品について、有効性と安全性の科学的な根拠を示そうと、独立行政法人「国立健康・栄 養研究所」(東京都新宿区)が、約100種類の食品に関するデータをホームページで公 開した。 例えば、ビフィズス菌は腸内に多量にあると「栄養成分の吸収が健 全に行われる」、アロエは「便秘に対してはおそらく有効」などとした。 一 方、虫歯の原因になりにくいと認められ、ガムなどに含まれているキシリトールは「妊娠 中・授乳中では、摂取量の安全性について十分なデータがなく使用を避ける」としている 。 |
| ■04/08/13 |
不老への期待膨らむ? 長寿を後押しするたんぱく質発見 長寿にかかわる新しいたんぱく質が見つかった。国立遺伝学研究所(静岡県三島市)の広 瀬進教授(発生遺伝学)らが、ショウジョウバエで確認、人にもこのたんぱく質があるこ とを突き止めた。長寿の一端を担う物質の一つが明らかになったことで、不老に近づける のではとの期待が膨らむ。12日付の欧州科学雑誌「EMBOジャーナル」電子版で発表 した。 生体内では老化やがんの発症につながる活性酸素が常に作られている が、AP1と呼ばれる物質が活性酸素の作用を抑えていることが知られている。新しく見 つけたたんぱく質「MBF1」は、このAP1を活性化するのに、重要な役割を果たして いた。 |
| ■03/12/31 |
米、減量用エフェドリンの販売禁止 副作用で死亡例 米食品医薬品局(FDA)は30日、興奮剤エフェドリンを含む減量用補助食品の販売 を禁止すると発表した。関係規則が整い次第、来年初めに実施するが、当局者はユーザー に対して購入・使用を即座に中止するよう求めている。エフェドリンは副作用が激しく、 死に至るケースが相次いでいた。日本でも個人輸入した消費者が健康被害を訴えている。 |
| ■03/12/24 |
献血輸血後HIV感染 高感度検査すり抜け 厚労省の血液事業部会運営委員会を終え、記者からの質問にこたえる日赤の田所憲治事業 局技監=29日午後、東京・霞が関で エイズウイルス(HIV)に感染した人の献 血血液が検査をすり抜けて輸血に使われ、それが原因で患者がHIVに感染していた可能 性が高いことが29日、日本赤十字社の調査でわかった。99年10月の高感度検査の導 入後、こうした事例は初めて。厚生労働省は同日、緊急の血液事業部会運営委員会を開き 、検査の精度を高めるための対策を実施するよう日赤に求めた。 日赤によると、献 血したのは20代の男性で、11月16日に献血した際の検査でHIV陽性と判明した。 この血液は廃棄されたが、男性は5月19日にも献血しており、日赤で保管していた血液 の検体を調べたところ、12月17日になってHIV検出を確認。検査をすり抜けていた ことがわかった。 |
| ■03/12/24 |
女性の54%ダイエット中 若い女性の「やせ」深刻化 ダイエットをしている人は女性全体の54%に上り、特に実際には体形が「やせ」であ る10代の女性のうち41%がもっと体重を減らそうとしていることが24日、厚生労働 省の2002年国民栄養調査で分かった。 自分を「太っている」と感じる人は4年 前の調査より男女ともほぼ全年代で増加し、ダイエットブームの過熱ぶりがうかがえた。 厚労省生活習慣病対策室の担当者は「若い女性のやせ過ぎは月経不順や不妊につながる。 若いころから健康的な体重を保つよう心掛けて」と呼び掛けている。 調査は昨年1 1月、全国の男女1万1500人を対象に実施。このうち15歳以上の約9900人につ いて体重管理状況などを質問し、実際の身長、体重から「肥満」「正常」「やせ」と体形 を分類して意識とのギャップを分析した。 |
| ■03/12/22 |
中国製ダイエット茶で肝障害 福岡の母娘、ネットで購入 厚生労働省は22日、中国製のダイエット茶「雪茶」を飲んだ福岡県の母娘に肝障害の 症状が出たと発表した。現在は回復に向かっているという。 雪茶は中国雲南省の高 原に生えているムシゴケを乾燥させたもの。中国ではお茶などに使われている。2人はテ レビで雪茶を知り、インターネットで購入。8月下旬から約3カ月間にわたり、5社が販 売した雪茶を煮出して1日約1リットル飲んでいた。母は10月下旬、血液検査で肝機能 の数値が異常になり、動悸(どうき)などの症状が出た。娘は11月から急激に食欲がな くなって体重が減り、入院した。 福岡県の検査では、昨年問題になった中国製やせ 薬に含まれていた「フェンフルラミン」などの医薬品成分は検出されなかったが、飲むの を中止後に症状は改善しており、雪茶が原因だとみられている。 |
| ■03/11/16 |
1回1千円〜5千円、インフルエンザ予防接種料に格差 インフルエンザの流行期を控え、医療機関ごとに設定された予防接種料金の大きな格差 について、接種希望者から疑問の声が上がっている。料金は1000円から5000円程 度まで、約5倍の開きがある。この冬は新型肺炎SARSとの同時流行が懸念され、予防 接種の急増が予想される。「料金の根拠を説明すべきだ」との指摘もある。 4歳と 1歳の子どもがいるさいたま市の主婦松田理奈さん(35)は、家族で接種を受けようと 思い、近所の複数の診療所に問い合わせると、どこも1人1回5000円と言われた。子 どもは2回接種なので、夫を含めた4人で計3万円になる。しかし、隣の市では1回15 00円のところがあると聞いた。「なぜこんなに差があるの?」と話す。 |
| ■03/11/13 |
成人病、家庭でチェック 動脈硬化・内臓脂肪を簡単測定 オムロンヘルスケアが開発した血管の硬さを測る機器 成人病予防への関心が高まる 中、家庭で比較的簡単に健康をチェックできる機器が、高度化、多様化し始めている。体 脂肪や骨の量まで測定する機器の販売が好調など、家庭用健康機器の市場は拡大する兆し があり、メーカー各社は最新技術を駆使し、中高年のきめ細かいニーズに応えようと、新 製品の開発に知恵を絞っている。 ■メーカー、新製品に本腰 オムロンの子会社 、オムロンヘルスケアはこの夏、血管の硬さを測る新技術を開発した。高精度センサーが 40個ついた帯を手首に巻き、心臓から血液が流れてくる時にかかる血管内圧力の変化を 測り、その波形をもとに、動脈硬化の進み具合を分析する。座ったまま数分で判定でき、 心疾患、高血圧などの予防や治療に活用できそうだという。04年夏、医療機関へ販売し 始め、家庭用にも広げていく予定だ。 家庭用計量器大手のタニタは10月から、体 重体脂肪計の新製品「インナースキャン」シリーズを売り出した。両足から全身に弱い電 流を流すことで、体脂肪率のほか、内臓脂肪、筋肉量、骨の量まで測るという。価格は8 000円から1万円程度で「月5万台以上と、予想を上回る売れ行き。生産が追いつかな い状態」(広報室)という。 松下電器産業、オムロンヘルスケアも体重体脂肪計を 売り出している。両手両足を使って測る方式で、より正確に内臓脂肪の水準などがわかる 、と宣伝する。 フィットネス機器でも、成人病対策への応用が進む。松下電工は9 月、名古屋大学総合保健体育科学センターとの共同研究で、00年から販売している乗馬 型フィットネス機器「ジョーバ」に糖尿病改善の効果があったと発表した。 くらに 座って揺られることで、太ももや背筋で糖の代謝が促進され、30分座れば1時間散歩し たのと同じくらいの消費量になるという。腰痛などを抱えて運動するのが難しい人たちに 向き、医療機関でリハビリ用としても取り入れられている。同社では「今後、糖尿病の運 動療法に役立てたい」と話す。 家庭用健康機器の利用について、大阪府立健康科学 センターの内藤義彦・健康度測定部長は「体脂肪計の測定値は、体内の水分量などで変動 するなど、健康機器の精度はまだ十分でないところがある。専門家の指導を受けながら利 用するのが望ましい」としている。 |
| ■03/10/31 |
乾燥肌の冬を前に熱戦 スキンケア新商品、若年層に照準 お肌チェック機器の開発も強化しスキンケア用品の売り上げ増をねらう=東京都中央区の コーセー本社で 肌が乾燥する冬を前に、スキンケア新商品が次々に発売されている 。「不況知らず」の異名もある同商品には各社とも力を入れている。「高機能」と「若年 層」がキーワードだ。 コーセーは30日、薬事法に基づき厚生労働省が「皮膚の水 分保持能力を改善する効能がある」と認めた成分を入れた「モイスチュア スキンリペア 」(医薬部外品)を来年1月から発売すると発表した。 50ミリリットルで500 0円。成分は米が原料で、香川県の酒造会社が特許をもつ。化粧品に入れて全国規模で売 られるのは初めてだ。 資生堂が20代の女性を対象に21日に発売したのは「ビュ ーティーボルテージ」。アミノ酸などを配合した乳液など5品目がある。花王も若年層対 象の「花王ソフィーナ ベリーベリーモイスチュアミルク」を9月末に投入した。 経済産業省によると今年1〜8月の化粧品販売額の伸び率は前年同期比1.1%増だが、 スキンケア用品は6.6%の増。「若年層や団塊ジュニアの女性を中心に購買層は厚い」 (関係者)という。 |
| ■03/08/28 |
<白内障>発生の仕組み解明 治療法開発に期待 目の水晶体(レンズ)が濁って物が見えにくくなる白内障が起きる仕組みを、長田重一 ・大阪大教授(生化学)らが解明した。国内の白内障患者は145万人。新たな治療法の 開発に役立つと期待される。28日発行の英科学誌「ネイチャー」に掲載された。 水晶体は透明な細胞でできている。この細胞には、大部分の細胞に存在するDNAなどの 内部構造物が存在しない。研究グループは、細胞が成長していく過程で核などが消失する 仕組みがあると考えた。どのような酵素が働いているか調べたところ、「DLAD」とい う酵素が活発に働いていることが分かった。 マウスで、この酵素をつくる遺伝子を 壊したところ、DNAが除去されずに水晶体が白濁、光の透過力が大幅に低下することを 確認した。DLADはヒトの水晶体の細胞にも存在し、先天性の白内障患者では、その遺 伝子に欠陥を持つ可能性がある。 |
| ■03/08/26 |
「老化抑える物質発見」と米研究チーム 酵母では確認 老化を抑える画期的な物質を見つけたと、米ハーバード大などの研究チームが英科学誌 ネイチャー(電子版)の最新号に発表した。「寿命を延ばす薬につながる可能性がある」 と米メディアが詳しく報じた。ただし、実験で寿命延長を確認したのは酵母。本物かどう かは、今後の研究結果を待つ必要がありそうだ。 カロリー制限で寿命が延びること は動物実験で知られている。研究チームは、このときと同じ反応を生体内で起こす物質を 赤ワインの成分中に見つけた。ポリフェノールの一種で、酵母を使った実験では通常より 70%も寿命が延びた。ショウジョウバエでも効果が見られ、年内にネズミの実験を始め る。 |
| ■03/08/23 |
食中毒防止、牛乳成分で牛肉を消毒 米政府がお墨付き 米食品医薬品局(FDA)は22日、牛乳の成分「ラクトフェリン」を牛肉に噴霧し、 病原性大腸菌O(オー)157やサルモネラなどの汚染を防ぐ消毒法の安全性を認めた。 間もなく商品化される見通しだ。 ラクトフェリンは牛乳や母乳に含まれるたんぱく 質。病原菌の増殖を抑えたり、免疫力を高めたりする。大腸がんやC型肝炎に効くのでは 、とも期待されている。 米ユタ州のaLFベンチャーズ社は、解体前の牛の胴体に ラクトフェリンを噴霧すれば、O157やサルモネラ、カンピロバクターが増殖しないこ とを発見。食中毒の予防につながるとして、安全性についてFDAの審査を要請していた 。 同社によると、解体後の食肉に残るラクトフェリンはごく微量で、牛乳アレルギ ーの人にも問題はないという。 疾病対策センター(CDC)によると、米国では、 年間7600万人が食中毒になっている。FDAのクロフォード副局長は「技術革新は安 全な食品を供給するための基礎だ」と述べた。 |
| ■03/08/19 |
メラトニン含み寝付きがよくなる乳飲料発売 大塚製薬 大塚製薬は体が睡眠に適した状態になるホルモン「メラトニン」を含む乳飲料「nem u(ネムー)」(180ミリリットル、150円)を9月9日から沖縄を除く全国で発売 する。生活習慣の夜型化やストレスで不眠の悩みを持つ人が増えていることに注目し、寝 る前に飲む「おやすみ乳飲料」として売り込む。 メラトニンは睡眠時の脳から分泌 されるホルモンで、血液中に分泌すると、脈拍や体温、消化機能が低下する。ネムーは昼 間の2〜4倍のメラトニンが含まれるといわれる夜間に牛から搾乳した生乳を97%使用 。フィンランドのナイトミルク社が「ヨーマイト(ナイトミルク)」として売り出してお り、同社との技術提携で商品化した。 同社は「商品に含まれるメラトニンは微量な ので昼間に飲んでもすぐに眠くなるわけではない。車の運転前などに飲んでも差し支えな い」(広報部)としている。 |
| ■03/08/18 |
新成分と根気で水虫撃退 市販薬が販売絶好調 症状4タイプ 診断を 「水虫持ち」には素足が気になる季節。今年は新しい市販薬が登場し、人気を集めてい る。これまで医療用に使われていた成分を含み、効き目が強くなった「新世代薬」だ。そ の一方で、水虫ではないのに水虫の治療をしている人が意外に多いという調査結果も最近 明らかになり、専門医は正しい診断と正しい薬の使い方を忠告している。 医療用か らの転用は、「カウンターを越えてくる」の頭文字から「スイッチOTC薬」と呼ばれる 。水虫薬では10年ぶりで、今年初めから製薬各社が次々と新製品を発売した。 水 虫の原因菌である白癬(はくせん)菌が細胞膜を作るのを阻害する塩酸ブテナフィンとい う成分を入れた武田薬品工業の「スコルバダッシュ」、久光製薬の「ブテナロック」、佐 藤製薬の「ラマストンMX」。別の抗真菌剤、塩酸アモロルフィンを主成分とする杏林製 薬の「トークール」、大正製薬の「ダマリンエース」。殺菌力の高い塩酸ネチコナゾール を入れたエスエス製薬の「アトラントエース」などだ。 どれも希望小売価格200 0円以上と高価だが、売れ行きは好調だ。2月にブテナロックを発売した久光製薬は「初 年の売り上げ目標10億円を5月までの四半期で達成した。購買層の中心は30〜40代 の男性」。ダマリンエースの大正製薬も「この2年ほど水虫薬は売り上げが落ちていたが 、今年は持ち直した」。 |
| ■03/08/06 |
がん「予防食」を小冊子に ベターホーム協会が出版 「食事に気をつけることで、がんにかかりにくい体に」と、財団法人ベターホーム協会 が小冊子「がんを予防する料理読本」を出版した。 国立がんセンター研究所に取材 して、どうすれば、がんの危険を減らせるかを「がん予防12か条」に。予防食のポイン トと指摘された「脂肪・カロリーひかえめ」(牛ヒレ肉のソテー〜りんごソースなど)▽ 「野菜が150グラムとれる」(ゴーヤのカレーいためなど)▽「豆・きのこ・海藻など 」(とうふと卵の揚げだしなど)▽「塩分ひかえめ」(トマトの冷たいパスタなど)▽「 腸から予防 善玉菌を増やす」(根菜のごまヨーグルトサラダなど)の5項目に分けて、 61品を紹介している。 協会大阪事務局長の浅田敏枝さんは「がんは運命のように とらえがちだが、生活習慣を変えることで避けることができる面もある。食生活を自分の 手で改善することは現代人に必須」と話す。 A5判、48ページ。希望者は300 円切手(送料込み)と送り先を書いた紙を同封し、〒530・0012 大阪市北区芝田 2の8の1、ベターホーム協会「がん」係へ。 |
| ■03/08/05 |
健康食品のアマメシバで気管支炎 厚労省が商品名公表 厚生労働省は4日、健康食品として売られている植物アマメシバの粉末を継続して飲ん でいた鹿児島県の40代女性が、気管支炎になり入院したとして商品名を公表した。「よ こださん家(ち)のあまめしば」で、原因成分は不明だが、他の製品も含め同様の症状が みられた場合は、保健所に連絡するよう呼びかけている。 厚労省と入院先の鹿児島 大病院の納光弘教授によると、女性は昨年12月から1日4回計8グラムを毎日摂取。今 年2月から息切れが生じ、4月に同病院に入院、閉塞(へいそく)性細気管支炎と診断さ れたという。 アマメシバはトウダイグサ科の植物で、生鮮品のほか便秘解消やダイ エット目的の健康食品として流通している。厚労省の調べでは、生鮮品が主として沖縄で 年間3000トン生産されており、少なくとも5社が粉末を、3社が錠剤を製造、ネット などで販売している。 アマメシバを調理して食べるマレーシアでの被害報告はない が、台湾では94年から00年にかけジュースを継続して飲み発症した例が200以上あ り、少なくとも9例は死亡しているという。 |
| ■03/07/29 |
約9割の女性、サプリを利用 「効果に疑問」6割も 女性の88%はサプリメント(栄養補助食品)の利用経験者――。明治製菓(東京)の 研究所が20代以上の女性3631人にアンケートをした結果からわかった。 健康 対策として「サプリメントの利用」を挙げた人は37%で、「睡眠」や「規則正しい食事 」などを抑えて第2位。利用する目的は「体調維持」が最も多かった。 ただ効果を 感じていない人は6割も。「イメージで何にでも効き目があると期待をし過ぎているので はないか」と明治製菓。本来の役目は「足りない栄養素の補完です」と念を押している。 |
| ■03/07/08 |
肌の健康状態を自分でチェックできる富士通の「肌チェキV01」 専用のデジタルスコープ(顕微鏡)で肌の状態を分析し、健康できれいな肌をつくる方 法を助言してくれるパソコン用ソフトウエアを、富士通が7日発売した。 スコープ は30倍レンズを搭載し、鏡では気づきにくい肌のきめ細かさや、くすみやシミの状態な どをチェックできる。それをパソコンで分析。100点満点で採点し、効果的な肌の手入 れ方法などを表示してくれる。撮影した画像を、過去の自分自身の画像や、年代や部位別 に45枚あるサンプル画像と比較して、状態の変化を把握することもできる。 商品 名は「肌チェキV01」で、ソフト本体、スコープ、スキンケア解説本との3点セットで 定価4万6800円。 問い合わせは富士通の医薬・ヘルスケアシステム部(電話0 43・299・3079) |
| ■03/07/04 |
禁煙失敗、遺伝子の影響大 慶大チームが解明 禁煙がうまく行かないのは意志が弱いせいだけではなく、遺伝子の影響が大きい――慶 応大学医学部の山口佳寿博・助教授(呼吸器内科)と仲村秀俊助手らの研究チームが約3 30人の遺伝子を比較して、こんな研究結果を導き出した。ニコチンの分解にかかわる遺 伝子の働きが弱いと依存度が高まり、禁煙に失敗しやすくなるという。英医学専門誌ソラ ックスの最新号で発表した。 同大学病院を受診した50歳以上の喫煙者92人と半 年以上吸っていない禁煙成功者111人、吸う習慣のない非喫煙者123人から同意を得 て血液を採取。ニコチン分解酵素を作る遺伝子(CYP2A6)の構造の違いから、ニコ チンの分解能力が高い人と低い人の2種類に分けて、喫煙習慣との関係を分析した。 その結果、分解能力の低い人が禁煙に成功する割合は、能力が高い人の3分の1程度と 低く、失敗しやすいことがわかった。分解酵素の不足で血液中のニコチン濃度が高く保た れやすくなり、ニコチン依存度が高まるためとみられる。 |
| ■03/07/03 |
中国産ウナギに合成抗菌剤 厚労、輸入業者に検査命令 中国産の冷凍ウナギから、含まれてはならない合成抗菌剤エンロフロキサシンが検出さ れ、厚生労働省は3日、食品衛生法に基づき、自主検査を義務付ける「検査命令」を輸入 業者に出した。 検査対象となったのは中国、香港から輸入されるウナギの白焼き、 かば焼きで、27日の土用の丑(うし)の日を前に影響が出そうだ。 養殖段階で使 用されるエンロフロキサシンが検出されたのは、別々の業者が3月に輸入した2件の中国 産冷凍ウナギの白焼き。大阪検疫所と福岡検疫所門司検疫所支所に届け出があり、モニタ リング検査の結果、それぞれ1.57PPm、1.95PPmが確認された。 厚労 省は「すぐに健康への影響があるわけではないが、食べ続けると問題がある」としている 。 |
| ■03/06/30 |
リウマチ原因遺伝子を特定 理化学研・東大などのチーム 全身の関節が痛む関節リウマチの原因遺伝子の一つを、理化学研究所と東京大学などの 研究チームが特定した。この遺伝子の特徴の違いが病気のかかりやすさを左右していると みられる。29日付の米科学誌ネイチャー・ジェネティクス(オンライン版)で発表する 。 関節リウマチの患者822人と健常者646人について、遺伝子レベルの微妙な 個人差(SNP)を一人当たり約10万カ所で比較した。 その結果、たんぱく質成 分のアミノ酸アルギニンをシトルリンに変える酵素を作る遺伝子(PADI4)が、症状 に強く関係していることがわかった。シトルリンを含むたんぱく質が体内で増え過ぎると 、抗体が作られて免疫異常を引き起こすらしい。 |
| ■03/05/31 |
受動喫煙は「免疫に影響」 産業医学研など調査 喫煙者の煙を吸う受動喫煙は人体の免疫系統に影響を及ぼす、という研究結果を、独立 行政法人・産業医学総合研究所(川崎市)と筑波大学の研究グループが導き出した。グル ープは研究結果を基に、「職場の分煙化が非喫煙者の病気予防に役立つ」と指摘する。 同研究所の中田光紀研究員(医学博士)らと筑波大・社会健康医学研究室の谷川武・ 助教授のグループは、分煙されていない職場の男性社員675人の協力を得て、喫煙や受 動喫煙の有無について質問し、採血した血液成分との関連を調べた。 受動喫煙は、 「自分の席の近くで(家では同じ部屋で)喫煙する人がいるかどうか」の回答によって分 類した。 (1)喫煙者(363人)(2)受動喫煙者(118人)(3)受動喫煙 のない人(35人)(4)過去に喫煙歴のある人(159人)――の4グループに分け、 免疫全体をつかさどるヘルパーTリンパ球(CD4+)の数を調べた。 その結果、 受動喫煙のない人の場合、血液1立方ミリあたり平均425個だったのに対し、受動喫煙 者は557個で、1.3倍。さらに喫煙者は756個で、1.7倍だった。他のリンパ球 や総白血球の数でも、喫煙度合いの高い人ほど数が多い傾向が見られた。 |
| ■03/05/20 |
目薬入りコンタクトレンズ=シード社開発、花粉症治療に期待 目に装着すると、内部に含まれた目薬が徐々に放出される使い捨てのソフトコンタクト レンズを、大手コンタクトレンズメーカー、シード(東京都文京区)が20日までに開発 した。目薬を頻繁に差す手間が省け、花粉症やドライアイ、緑内障などの治療や予防に利 用できると期待される。ウサギを使った実験や臨床試験を経て、5〜10年後の実用化を 目指す。 |
| ■03/05/15 |
中国やせ薬販売で姉妹逮捕 女性7人に健康被害 警視庁生活環境課などは15日、未承認の食欲抑制剤「フェンフルラミン」を含んだ中 国製ダイエット食品を販売したとして、薬事法違反(無許可販売など)容疑で、中国籍の 盛岡市内丸の輸入雑貨店経営、郭レイ敏(43)と、妹の東京都板橋区の会社員、郭暁敏 (33)の両容疑者を逮捕した。 |
| ■03/05/14 |
職場のストレスで肥満に? 働く女性をロートが調査 職場のイライラが女性を「どか食い」に走らせる?−。女性のダイエットに関してロー ト製薬が4月に実施したアンケートで、回答した20−30代の働く女性119人のうち の63・9%が「ストレスが原因で太った経験がある」と答えた。 10−40代の 学生や主婦など、より幅広い女性層への昨年11月の同社調査では、太る原因にストレス を挙げたのはわずか7・1%と違いが際立った。ロート製薬は「働く女性が食べることで 、仕事などの憂さを晴らしている実態が浮かび上がった」と説明している。 |
| ■03/05/08 |
<新型肺炎>死亡率は14〜15% WHOが大幅に上方修正 世界保健機関(WHO)は7日、新型肺炎「重症急性呼吸器症候群」(SARS)の死 亡率が14〜15%になるとする推計値を発表した。最新のデータに基づいて見直した結 果、当初言われていた3〜4%という死亡率を大幅に上方修正したものだ。65歳以上の 高齢者では半数以上が死亡し、また地域によっては2割近い死亡率となったところもあり 、各国は治療や感染予防などの対策を大幅に強化することが求められそうだ。 |
| ■03/05/06 |
米食品医薬品局が抗がん剤イレッサを承認 米食品医薬品局(FDA)は5日、抗がん剤イレッサを承認すると発表した。標準化学 療法が効かない非小細胞肺がん患者に対し、イレッサを単独で使うことを認める。承認ず みの日本で深刻な副作用が起きているが、進行がん患者には利益があると判断した。 進行した非小細胞肺がんの216人を対象とした米国の臨床試験では、病巣の大きさが 半分以下になる割合は10%だった。劇的に効く患者もおり、効果はおおむね7カ月ほど 続いたという。 一方、昨年7月、世界で初めてイレッサを承認した日本では、4月 22日までに616人の副作用報告(急性肺障害、間質性肺炎)があり、うち246人が 死亡した。 |
| ■03/05/06 |
SARSウイルス、室温で2日間生存 消毒は有効 新型肺炎「重症急性呼吸器症候群」を引き起こすSARSウイルスは便や尿の中では室 温で最低1〜2日間、生存することが分かった。世界保健機関(WHO)が4日(日本時 間5日)、発表した。 WHOの共同研究ネットワークに参加する国立感染症研究所 (日本)や香港大などがこの研究にあたった。 体外でのSARSウイルスの状態を 調べたところ、便の中では最低2日、尿では1日生存していた。別の実験では、下痢の便 でもっと長く生き続ける傾向にあった。 また、室温で細胞の中で培養すると、2日 たってもウイルスはほとんど減らず、鼻かぜなどを引き起こすヒト・コロナウイルスより 長生きすることが分かった。 |
| ■03/04/29 |
肺炎の死者は353人 感染5500人に迫る 【ジュネーブ29日共同】世界保健機関(WHO)は29日、新型肺炎(SARS)の 感染状況について、同日午後5時(日本時間30日午前零時)現在の世界まとめを発表、 死者は計353人となり、可能性例を含む感染者は中国と香港を中心に5462人と、5 500人に迫った。 当初、4%前後で推移していた死亡率は、この日の集計で6・ 5%に達した。 発表によると、中国は死者が148人、感染者は3303人。香港 は死者が150人、感染者は1572人だった。中国と香港を合わせると、感染者は全体 の89・3%、死者は84・4%を占めた。 韓国が初めて可能性例を報告したため 、可能性例を含む感染国・地域はアジアを中心に29に上った。日本は2人の可能性例を 報告している。 |
| ■03/04/25 |
電磁波、一定条件下で染色体異常促進 慈恵医大グループ 電磁波の生体影響を研究している東京慈恵会医大の清水英佑教授のグループは24日、 山口市で開かれている日本産業衛生学会で、ラット(ネズミ)による実験で超低周波の電 磁波が一定の条件下で脳の染色体異常を促進する結果が出た、と発表した。突然変異を起 こす化学物質を与えて電磁波にさらすと、化学物質だけの投与に比べ染色体異常が2〜3 倍に増えたという。同グループは「電磁波ががんの促進因子である可能性を示す」として いる。 超低周波の電磁波は家電や高圧線から出る。今回の実験は一般環境の数千倍 の電磁波を使って行われた。 実験は電磁波による脳腫瘍(しゅよう)の誘発性を調 べるため、脳の細胞分裂が盛んな生後3日のラットの子どもに対し、超低周波電磁波(5 0ヘルツ、強さ10ミリテスラ)を連続24〜72時間浴びせ、脳細胞の変化を調べた。 染色体異常が起きると、小核と呼ばれる染色体の破片が細胞中に増える。この増加が発が ん性の目安となる。 |
| ■03/04/24 |
厚労省研究班が胃潰瘍の治療指針作成 ピロリ除菌最優先 胃潰瘍(かいよう)の標準的な治療法の指針(ガイドライン)を厚労省の研究班が初め て作り、さいたま市で24日開かれた日本消化器病学会で発表した。胃潰瘍の原因となる ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の除菌を最優先とする一方で、現在多用され、年間 1000億円以上の売り上げがあるとされる約20種類の防御因子増強剤については、比 較的新しい3剤を除いて「治療効果の根拠が明確でなく、推奨できない」とした。 菅野健太郎・自治医大教授を班長に、これまであいまいだった胃潰瘍の治療法選択の優先 度を、過去の国内外の臨床試験成績から評価した。 胃潰瘍の原因は約9割をピロリ 菌が占めるほか、非ステロイド性消炎鎮痛剤の服用によるものもある。このためガイドラ インは、鎮痛剤服用の有無を最初に確認したうえでピロリ菌の感染の有無を調べ、陽性の 場合は抗生物質による除菌療法を最優先とした。 |
| ■03/04/16 |
「SARSウイルス」と命名 WHOが新型肺炎で断定 世界保健機関(WHO)は16日、東アジアを中心に多数の死者を出している新型肺炎 の重症急性呼吸器症候群(SARS)は、新型のコロナウイルスが原因と確認されたと発 表。「SARSウイルス」と名付けた。日本を含む各国の専門家をジュネーブに招集し、 オランダ・エラスムス大によるサルの感染実験などをもとに検討し、断定した。 病 原体が断定されたことで、流行地への旅行を避けたり患者を隔離したりといった「守りの 対策」に加え、ワクチンの開発など「攻めの対策」が可能になる。WHOがSARSの警 戒情報を出してから1カ月余。未知の病原体がこれほど早く確認されたのは、感染症対策 史上、初めてだ。 |
| ■03/04/11 |
生活習慣病になりやすい体、ミトコンドリアゲノムで解析 岐阜県は10日、同県国際バイオ研究所(同県各務原市)が、ヒトミトコンドリアのゲ ノムから、肥満や糖尿病などの特徴的な遺伝子タイプを特定したと発表した。科学技術振 興事業団(埼玉県川口市)とデータベース化し、11日からインターネット上のホームペ ージで公開する。研究の基礎データとなり、生活習慣病の予防につながると期待されてい る。 ヒトミトコンドリアは1個の細胞に約500個ある。エネルギーなどを作り出 し、細胞核と同様にDNAを持っている。そのDNAは1万6569の塩基対で構成され ている。 同研究所は00年から研究を開始。肥満、糖尿病のほか、パーキンソン病 や100歳以上の高齢者など6群に分類、96人ずつの計576人の日本人を調べた。こ の結果、肥満や長寿、糖尿病などで統計的に証明できた6種類の遺伝子タイプが見つかっ たという。 |
| ■03/04/06 |
<新型肺炎>各国に広がる感染、乗客隔離や生徒の登校禁止も 新型肺炎・重症急性呼吸器症候群(SARS)の拡大が、アジア、欧米の各国政府を慌 てさせている。韓国は、感染が疑われる男性が乗った飛行機の乗客全員を追跡調査。アジ ア系移民が多いカナダでは、春休みに故郷へ帰省した生徒への登校禁止措置が、教育の権 利をめぐる摩擦に発展した。「未上陸」の国は、水際作戦として入国者の健康検査を強化 するなど、対応に追われている。 |
| ■03/04/01 |
肺がん治療薬イレッサ、効くかどうかを遺伝子で予測 肺がんの治療薬イレッサが効くかどうかを、使う前に遺伝子の働きぶりの違いで見分け る手法を東京大医科学研究所などのチームが開発した。まだ基礎研究の段階だが、今後、 臨床試験を重ねて、効果を予測する方法として確立を目指す。副作用とみられる肺炎など で死亡する患者が相次いでいるが、効果が見込める患者だけに使えるようになれば、無用 な副作用を回避できる可能性がある。 医科研、近畿大、徳島大などの関係者が1日 に会合を開き、臨床試験の方法などを検討した。 イレッサが効くのは患者の約3割 とされる。しかし、実際に使ってみないと効果は分からず、患者の過半数は、効果が期待 できないのに副作用の危険にさらされる形になっている。 医科研の中村祐輔教授ら は、近畿大、徳島大の協力を得てがん細胞を遺伝子レベルで分析。イレッサが効き、がん が半分以下になった患者7人と、効かずに25%以上増加した患者10人で、働きぶりが 大きく異なる遺伝子を数十種類突きとめた。 |
| ■03/03/31 |
香港でSARS集団感染、マンションの121人 【香港=関泰晴】香港政府は30日までに、九竜地区のマンション住民121人が正体 不明の肺炎「SARS」(重症急性呼吸器症候群)に集団感染したことを確認した。 香港政府は「空気感染の可能性も否定できない」として、マンションの換気設備などを 調査している。米疾病対策センター(CDC)も29日、空気感染の可能性を指摘してお り、SARSの流行がさらに拡大する恐れが強まっている。 香港では、1日50人 前後のペースで感染者が増えており、30日現在、13人が死亡、感染者は530人に達 した。 |
| ■03/03/29 |
女性の健康、5万人10年間追跡 ホルモン薬の影響調査 更年期障害の治療に使われるホルモン薬や生活習慣が女性の健康にどんな影響を及ぼす か――こんな研究を群馬大の林邦彦教授(医療基礎学)らが始めた。看護師5万人に協力 を求め、10年間調査する。主目的の一つはホルモン薬の影響。乳がんのリスクを高める と指摘されるが、効果も副作用も欧米のデータによるのが実情なので日本人での評価を目 指す。 女性の健康に焦点をあてた大規模で長期的な研究は国内では例がない。 研究は日本更年期医学会と共同。各地の看護協会が協力する。30歳以上を対象に、更 年期障害で女性ホルモンを補うホルモン補充療法(HRT)を受けているかどうか、その 薬はどんな種類か、がん検診の受診の有無とその結果、運動や食事など50項目を調査す る。 |
| ■03/03/26 |
輸血の副作用「2千人に1人」 全国調査の必要性指摘 全国国立大学医学部付属病院輸血部会議の委員会は25日、輸血後に呼吸困難や血圧低 下、細菌による感染症など重い副作用を起こすのは「2000人に1人」とする調査結果 を公表した。輸血による副作用は国内の医師にはあまり知られていないとして、全国調査 の必要性を指摘した。 調査結果は厚生労働省の調査会に報告された。全国44の国 立大学病院などで98年度から00年度までに輸血を受けた患者は推定約12万人。輸血 後にこれらの重い副作用を発症した患者は66人で、うち3人が急性肺障害などで死亡し ていた。 |
| ■03/03/26 |
原因不明の肺炎で新種ウイルス=WHO 【ジュネーブ25日時事】世界保健機関(WHO)は25日、香港などから世界中に広 まった原因不明の肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の患者から採取した検体から 、風邪や胃腸炎を引き起こすコロナウイルス科の新種ウイルスが見つかったと発表した。 |
| ■03/03/24 |
初期虫歯を修復するガム 江崎グリコが発売 初期虫歯の修復を助ける成分を配合した江崎グリコのガム「ポスカム」 江崎グリ コは24日、初期虫歯の修復を助ける成分を配合したガム「ポスカム」を5月20日、関 東・甲信越地方と静岡県で発売すると発表した。 歯から溶け出したエナメル質の再 形成を助ける新成分「リン酸化オリゴ糖カルシウム」をジャガイモから抽出することに同 社が成功。この成分を配合したガム2粒を1日4回各20分間かんだ場合、1週間で初期 虫歯の約7割が修復されたという。 同社は「同じ機能を持つ従来品に比べ、約7倍 の修復効果がある」としている。「ポスカム」3種類のうち1種類は、厚生労働省から、 健康への効能を具体的に表示できる「特定保健用食品」の許可を受けた。 同社は来 年春までに全国展開したい考えで、1年目は約50億円の売り上げを目指す。粒状のガム が14個入り120円、板ガムは9枚入り120円。 |
| ■03/03/22 |
香港の肺炎感染源ほぼ特定 感染者197人、死者6人に 香港政府は21日、香港で流行中のパラミクソウイルスが原因とみられる肺炎の感染者 が197人に増加したと発表した。38人は重症。死者は6人。 同政府は重要な感 染源の一人を2月中旬に香港に入った中国・広州の男性医師(64歳=病死)と特定。医 師は発病状態で九竜地区のメトロポールホテルに宿泊。同じ9階に泊まった7人が感染、 うちカナダ人女性1人が死亡、ベトナム・ハノイで入院した米国籍の華人も滞在していた 。香港北郊の病院に入院、当初発生源と疑われた香港男性(26歳=快復)も9階に宿泊 した知人を訪ねていた。医師は病院では肺炎患者担当だったという。 |
| ■03/03/21 |
“謎”の急性肺炎 独と香港の患者からウイルス発見 アジアを中心に患者が出ている原因不明の急性肺炎について、ドイツの患者から、はし かの仲間のパラミクソウイルスが見つかったことが19日、分かった。香港でも、複数の 患者からよく似たウイルスを見つけたとの報道があった。これが原因かどうか詳しい検査 を進めている。 ドイツのフランクフルト大の報告によると、同国の空港で発病が分 かった内科医のたんなどを電子顕微鏡で調べ、ウイルスを見つけた。国際感染症学会に速 報した。原因のウイルスが確定すればワクチンづくりなどにつながる。 国立感染症 研究所の岡部信彦・感染症情報センター長は「このウイルスが原因と決まったわけではな いが、原因を追究する上で、注目すべき情報だ」と話している。 |
| ■03/03/20 |
<肺炎>死者9人に 世界保健機関(WHO)によると、香港やベトナムを中心に流行している原因不明の肺 炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の死者は19日午後4時(日本時間20日午前零 時)時点のまとめで計9人に達した。 国・地域別の内訳は香港が5人、ベトナムと カナダがそれぞれ2人。 感染者は香港の150人を筆頭に、11カ国・地域で計2 64人に上る。 |
| ■03/03/17 |
脳卒中リハビリ、休日はさむと自宅復帰率低下 脳卒中のリハビリ中に休日が多いと、退院時に自宅に復帰できる率が11ポイント低く 、死亡率は3倍近い――。こんな傾向が厚生労働省の研究班(班長・長谷川泰弘国立循環 器病センター医長)の調査でわかった。 脳卒中では発病後なるべく早く全身の関節 を動かすなどのリハビリに取り組めば、後遺症の軽減や死亡率の低下につながるとされて いる。 調査対象は、国立循環器病センターや九州大付属病院、中国労災病院など国 関係の10病院に発病後3日以内に入院した脳卒中患者938人。入院の翌日から21日 間の状況と経過を分析した。 10病院でのリハビリ実施は平日だけ。21日間の平 日の数を(1)9〜13日(225人)(2)14日(374人)(3)15日(339 人)の3群に分けて比較した。 入院期間中に連休などで休日が多かった(1)の人 は、(2)と(3)の人より理学療法のリハビリを受けた平均日数が約1日少ない9.2 日。自宅への復帰率は(1)が51.6%で(3)より10.9ポイント低く、死亡率は 5.8%で(3)の約2.7倍だった。 |
| ■03/03/15 |
23都道府県で30人死亡 人食いバクテリア調査 皮膚や筋肉を壊死(えし)させることなどから「人食いバクテリア」ともいわれる「劇 症型A群溶血性連鎖球菌」に感染した患者は2000年以降、23都道府県で計66人に 上り、このうち30人が死亡したことが14日、名古屋大医学部などのグループの調査で 分かった。 調査に当たった長谷川忠男・名古屋大助教授(分子病原細菌学)は「調 査結果は全体のごく一部。診断がつかず、死亡したケースも多数あると考えられる」と指 摘、医療機関に迅速な診断と治療を呼び掛けている。 その結果、死亡例では生存者に比 べ、発熱の程度が低く、白血球もそれほど増えていない傾向があることが判明。 初 期症状が風邪と似ているため、熱がないと思って油断しているうちに、短時間で皮膚や筋 肉の壊死が進み、手遅れになる危険性もあるという。 |
| ■03/03/12 |
94歳骨髄から心筋細胞に、“細胞若返り遺伝子”使い 94歳の女性の骨髄細胞に、細胞の寿命を延ばす遺伝子を組み込み、心筋細胞に変化さ せることに国立成育医療センター(東京都)と慶応大医学部などのグループが成功した。 様々な細胞になり得る骨髄中の幹細胞は年を取ると衰えるが、90歳代の細胞でも若返る ことが確認できた。こうした細胞を移植して臓器や組織を再生させる医療の幅を広げる成 果で神戸市で開かれている日本再生医療学会で12日発表された。 研究グループは 、女性や家族の同意を得て骨髄細胞を採取。これに、細胞の寿命を決める“回数券”とい われる「テロメア」という部分の長さを保つ働きのある遺伝子を組み込んだ。通常、骨髄 細胞は20回程度で分裂を止めるが、遺伝子を入れた細胞は50回以上分裂し、寿命が延 びていることが確認できた。 この細胞を増殖させると2日後に筋肉のような細胞に なり、7日後には拍動を始めた。マウスの心臓に移植したところ、心筋として働いた。 |
| ■03/03/07 |
<美白禁止>成分のコウジ酸に発がん性の疑い 厚労省が通知 厚生労働省は7日、日焼けによるしみ、そばかすを防ぐ効果があるコウジ酸を含む化粧 品の製造・輸入を当面中止することを決めた。コウジ酸に発がん性の疑いがあることが理 由。コウジ酸を含む化粧品は「美白」をうたった化粧水やクリームなど約180品目が流 通しており、同省は同日付で関係業界に通知した。 コウジ酸は88年に医薬部外品 として承認され、化粧品の成分や食品の変色防止剤として広く使われている。同省などが 01年から行っていた動物実験などで肝臓への発がん性が推定されたため、厚労省薬事・ 食品衛生審議会(薬食審)の毒性・添加物合同部会は昨年12月、食品添加物としての使 用を禁止するよう決定していた。 |
| ■03/02/26 |
麻酔科医不足の実態を調査へ 厚労省 大学病院が麻酔科医を派遣先の病院から引き揚げ始め、地域によっては手術を減らさざ るを得ない病院が現れている問題で、厚生労働省は25日、大学病院を所管する文部科学 省とともに、近く実態調査することを決めた。大学病院が引き揚げさせた麻酔科医の数や その理由、地域医療への影響などを調べ、対策を協議する。 厚労省によると、医療 機関に勤務する麻酔科医の数は00年で5751人。96年より705人増えているが、 「地域的なかたよりがあるのではないか」という。 |
| ■03/02/26 |
原薬を未承認の方法で製造 岐阜県がメーカー行政処分へ 岐阜県古川町の医薬品の原薬メーカー「アルプス薬品工業」(北川俊彦社長)が、風邪 薬などの原薬33品目を厚生労働省が承認していない方法で製造していたことが同県の調 べで25日分かった。33品目は31都道府県の157カ所の医薬品メーカーの製造所に 出荷されており、県は「原薬から作られた医薬品も各医薬品メーカーが自主回収するのが 妥当」と各都道府県に連絡。県は薬事法違反にあたるとみて今後、業務停止などの行政処 分を行う方針だ。 同社は有効期限(2年間)が残っている15品目の原薬約8 .6トンについて自主回収を始めた。 県によると、問題の原薬は生薬エキスや漢方 エキスで、風邪薬や胃腸薬などの原料として使われていた。同社はエキスを抽出する溶媒 に酢酸を加えたり、エタノールをメタノールで代用したりするなど、厚労省の承認外の方 法で製造していた。 |
| ■03/02/26 |
<エイズワクチン>HIVの感染防止効果証明できず 米紙報道 米紙NYタイムズは24日、米中心に多数の人を対象に臨床試験が実施された「エイズ バクス」と呼ばれるワクチンは、HIVの感染防止効果を全体としては証明できなかった と報じた。ワクチンを製造したバクスジェン社が明らかにしたという。この結果、エイズ バクスが直ちに認可される可能性はほとんどなくなった。 |
| ■03/02/25 |
子供の誤飲、「たばこ」が45% 幼い子供が誤って日用品を飲んでしまう事故のうち、たばこの誤飲が半数近くを占めて いることが厚生労働省の調査でわかった。ハイハイやつかまり立ちをする生後6か月から 、室内を歩き回る生後17か月にかけての乳幼児に被害が集中している。 厚労省が 2001年度、モニターに指定した全国の小児科8病院から報告を受けた誤飲事故は88 6件。このうち、たばこが401件(45・3%)と最も多く、2番目の医薬品・医薬部 外品の122件(13・8%)を大きく上回った。たばこの誤飲は、死亡例はなかったも のの、6か月―11か月の乳児(264件)と12か月―17か月の幼児(101件)で 全体の91%を占めた。 たばこには、1本で子供の致死量相当のニコチンが含まれ ており、厚労省は「灰皿代わりに空き缶を使った場合、誤って中身を飲んでしまう子も多 い」と注意を呼びかけている。 |
| ■03/02/24 |
韓国の卵子バンク、上陸 東日本の産院も設立準備 不妊患者に卵子を販売する「卵子バンク」が、日本にも登場した。韓国のバンクが今月 から東京で営業を始め、提供者を募集している。東日本の産婦人科クリニックも、設立の 準備を始めた。国内にはまだ規制法がなく、水面下で生殖ビジネスが広がる可能性もある 。 日本で営業を始めたのは韓国・ソウルに本社を置く「DNAバンク」。17日に 東京・渋谷に日本事務所を開いた。インターネットやチラシを通じて日本人の卵子提供者 を募る。現在、20〜30人の日本人が提供者として登録していて、報酬は1人60万円 という。 不妊で悩む夫婦が事務所にある経歴資料などから提供者を選んだ後、協力 してくれる病院がある韓国で卵子提供を受ける。その後、夫の精子と体外受精させたうえ で妻の体に移すという流れだ。提供者と夫婦は顔を合わさず、互いにだれかわからないよ うにしている。 |
| ■03/02/23 |
医療事故に報告制度 第三者機関が防止策 厚労省方針 厚生労働省は医療事故を防ぐため、第三者機関を設けて事故の情報を集め、再発防止策 を提示する制度を創設する方針を固めた。処分権限がある国から独立した機関をつくるこ とで情報を集めやすくし、全国で起きている同じような事故により早く対応できるように する。医療機関だけでなく、患者・家族からも情報を求めることが特徴。同省の検討部会 が3月末までに制度の大枠をまとめる。 現在、医療事故の報告制度はなく、厚労省 が国立の病院・療養所に対して、患者が死亡するなど重大な事故の報告を義務付けている だけだ。 事故に至る一歩手前の「ひやりとした」事例について、01年10月 から国立病院や大学病院などを対象に自発的な報告を受けているが、実際に起きた事故情 報を多く集めて分析することが効果的な防止策につながるとの意見が医療安全対策に関す る検討部会などで出たことから、新たな制度をつくることにした。 |
| ■03/02/22 |
胎児の脳発達、MRIで診断可能 日大など研究 磁気共鳴断層撮影(MRI)によって胎児の脳の発達具合を診断できることが、日本大 の阿部誠司医師(産婦人科)、小川脳機能研究所の加藤俊徳主任研究員らの研究でわかっ た。胎児診断で今使われている超音波ではむずかしかった。新生児のケアや将来の胎児治 療などに役立つとみられる。 阿部さんらは、子宮筋腫などの診断のために撮影され た18週以降の妊婦のMRI画像を保存。誕生後、健康に成長した109人の胎児の脳の 画像を調べた。 脳の神経細胞が増え、しわが少しずつ増えていく発達段階は、8期 に区分された。18〜24週が第1期、25週から出産直前の39週まではほぼ2週ごと に2〜8期。超音波診断では不鮮明なことが多いしわの状態が、MRI画像でははっきり しており、各段階を識別できた。 |
| ■03/02/19 |
ホップにO157中和の効果 ビール飲んでも効き目なし ビール原料のホップから抽出されるポリフェノールに、病原性大腸菌O(オー)157 の毒性を中和する働きがあることを、千葉大医学研究院の野田公俊教授(病原分子制御学 )とアサヒビール(本社・東京都中央区、池田弘一社長)の研究チームが突き止めた。4 月に熊本市で開かれる日本細菌学会総会のシンポジウムで発表される。 野田教授は 、百数十種類のサンプルの中からO157が放出するベロ毒素の毒性を消す効果があるも のを探し、ホップの働きが強いことを約3年前に発見した。 |
| ■03/02/16 |
「人の長寿遺伝子、見つけた」米研究チームが発表 人間の「長寿の遺伝子」を、米ハーバード大、バイオベンチャー企業センタジェネティ クス社などの共同研究チームが発見した。千葉市で15日に開かれた老化の国際シンポジ ウムで報告した。 寿命を延ばす遺伝子は、小さな虫やネズミでは見つかっているが 、人間では初めて。長寿を達成する薬の開発などにつながると期待される。 研究チ ームのアンニバーレイ・プーカ医師によると、百寿者(100歳以上の人)や100歳前 後の兄弟姉妹がいる137組の家族に協力してもらい、308人のDNAを採取して、長 寿者に共通する部分がないか調べた。コンピューターを用いた分析の結果、23対の染色 体のうち4番染色体上に遺伝子があることを突き止めた。 |
| ■03/02/15 |
インフルエンザ 突然の「脳症」症状よく見て インフルエンザにかかった子どもが脳炎を併発し、死者も出る「インフルエンザ脳症」 の被害が各地で続いている。インフルエンザの患者数全体からみれば、脳症にかかる割合 は少ないが、毎年、数十人の死者が報告され、今冬はけいれんなどの予兆がないまま急死 する例もみられる。1週間で10万人を超す子どもたちがインフルエンザにかかっており 、重症になるのを心配する親たちが救急現場に殺到するケースも出ている。 |
| ■03/02/14 |
子どもの誤飲事故、たばこが半数近く 厚労省調査 子どもの誤飲事故のうち、半数近くを依然としてたばこが占めていることが、厚生労働 省の13日公表した調査結果でわかった。たばこの1位は調査を始めてから23年連続。 生後6〜17カ月が9割を占め、同省化学物質安全対策室は「手の届かないところにたば こを保管するなど、この時期に特に気を付ければ多くの事故は防げる」と注意を呼びかけ ている。 調査は皮膚科8病院、小児科8病院の協力を得て事例を集める「01年度 家庭用品健康被害病院モニター報告」。誤飲の報告計886件のうち、たばこは401件 (45.3%)を占め、2位の医薬品など122件、3位の玩具57件を大きく引き離し た。空き缶に水を入れて灰皿代わりにするなどし、ニコチンが吸収されやすい水溶液の形 で誤飲した例も7件あった。死亡例はなかったが、たばこ1本分のニコチンが溶け出せば 乳幼児の致死量に相当する。 |
| ■03/02/13 |
「副作用死は説明怠ったため」と遺族が製薬会社訴え 横浜市の女性(当時31)が市販の風邪薬による副作用で死亡したのは、製薬会社が説 明を怠ったためだとして、女性の遺族が13日、製造元の「興和」(名古屋市)とその販 売元の計2社を相手に約1億5000万円の損害賠償を求める訴えを横浜地裁に起こした 。 訴状によると、女性は98年2月、「コルゲンコーワET錠」を1週間、服用し たところ、皮膚がやけど状になる「スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)」にか かり、99年9月に敗血症で死亡した。医師から「原因は同薬の副作用」と説明されたと いう。 当時の同薬の説明書にはSJSによる副作用が書かれていなかった。厚生労 働省によると、SJSは国内で年間300例前後の発症例が報告され、うち1割弱が市販 薬によるという。 |
| ■03/02/08 |
インフルエンザ脳症、全国で子ども26人の死亡を確認 インフルエンザが原因の脳症によってこの冬、少なくとも26人の子どもが死亡してい ることが名古屋大学医学部の森島恒雄教授らの研究グループの調べでわかった。森島教授 は「子どもが急に発熱し、少しでもインフルエンザの疑いがあったら、すぐに医師の診察 を受けて欲しい」と注意を呼びかけている。 研究者や専門医で構成する厚生労働省 の「インフルエンザ脳症研究班」が、全国の医師らのネットワークを通じて独自に集計し た。1月末現在で0〜8歳までの子ども26人の死亡が確認された。2月に入っても報告 が続いており、すでに同じ年齢層の子ども30人以上が死亡していると見られるという。 |
| ■03/02/06 |
特養待機23万人以上に、98年度の約5倍 特別養護老人ホームに入所を希望して待機している高齢者が全国で少なくとも23万人 に上ることが、朝日新聞社の介護保険全国調査でわかった。介護保険導入前の98年度に 厚生省(当時)が調べた数の5倍近くで、在宅重視を掲げる介護保険と高齢者や家族の施 設志向とのギャップが浮き彫りになった。入所の必要性が高い人を優先的に受け入れるル ール作りを急ぐ必要がありそうだ。 朝日新聞社が昨年12月に全自治体を対象に実 施した調査(回答率86%)で、複数の特養に申し込んでいる重複分を除いた申請者の実 数を把握しているか尋ねたところ、6割強が「把握している」と答えた。その合計は約2 3万3000人だった。 |
| ■03/02/05 |
電磁波健康リスク調査、「症例数少なく不適切」と文科省 高圧送電線などから出る超低周波の電磁波が日常環境より高い場合に小児の急性リンパ 性白血病や小児脳腫瘍(しゅよう)の発症率が高くなるという国立環境研究所などの疫学 調査結果について、文部科学省は1月28日付で「症例数が少なすぎる」として「本研究 のみで健康リスク評価を行うのは不適切」などの評価結果を発表した。 調査は国の 科学技術振興調整費(約7億2000万円)で、99年度から3年間、進められた。同研 究所と国立がんセンターなどが、電磁波が子どもの健康にどんな影響を与えるかを中心に 調べた。 同省の科学技術・学術審議会の研究評価部会は急性リンパ性白血病、脳腫 瘍ともに調査症例数が少ないとした上で、「研究結果が一般化できるとは判断できない」 「情報等の整理が不十分な現状では本研究の科学的価値は低い」と指摘。総合評価を3段 階で最低の「C」と結論づけた。 |
| ■03/02/04 |
インフルエンザ予防接種の副作用、2年間で7人死亡 インフルエンザ予防のワクチン接種で、00年度と01年度の2年間に計169人が副 作用を発症し、うち7人が死亡した、と製薬会社や医療機関から厚生労働省に報告されて いたことが、4日わかった。政府が同日、金田誠一衆院議員(民主党)の質問主意書に答 えた。インフルエンザワクチンによるすべての副作用報告を集計、公表したのは初めて。 答弁書によると、これらは薬事法に基づく副作用報告で、一部が重複している可能 性もあるという。 副作用を発症した169人の内訳は01年度82人、02年度8 7人。10歳未満が43人と最も多く、70代が33人、60代24人、10代から50 代までの各年代と80代が11〜12人、90代が1人だった。うち死亡した7人は70 代が3人、80代2人、60代と90代が各1人。 |
| ■03/02/03 |
薬を効かなくする性質広げる新型耐性腸球菌を発見 抗菌薬がほとんど効かない性質を素早く広げる新型のバンコマイシン耐性腸球菌(VR E)を、群馬大などの研究チームが見つけた。普通の腸球菌の中に新型菌が入ると、腸球 菌が一斉にVREに変化してしまう。1日、名古屋市で開かれている日本臨床微生物学会 で発表した。 群馬大医学部の池康嘉教授(微生物学)らは、国内のある大学病院の 入院患者約1700人を調べ、10人からVREを見つけた。全員、発病していない保菌 状態だった。 このVREは、菌本来の遺伝子とは別に、プラスミドと呼ばれる特殊 なリング状の遺伝子群を持っていた。この中に、近くにいる腸球菌と合体する「接合」を 起こす遺伝子と、抗菌薬がほとんど効かない「バンコマイシン耐性」の性質の遺伝子がセ ットで入っていた。 |
| ■03/01/29 |
<カルテ開示>規定ある病院は半数 看護協会アンケート結果 国や日本医師会が3年前から進める自主的なカルテ(診療記録)開示をめぐり、開示に 必要な内部規定を持つ医療機関が、日本看護協会のアンケート調査に回答したうちの半数 しかないことが分かった。医師会は開示の法制化に反対しているが、看護協会は「法律を 作らなければ実態は改善されない」と訴えており、厚生労働省の検討委員会による法制化 論議にも影響を与えそうだ。 |
| ■03/01/11 |
国産「抗体医薬」開発の競争激化 市場拡大にらむ 「抗体医薬」の初の国産品を目指し、製薬会社やバイオ関連企業の競争が本格化してい る。化合物を使う従来の医薬品と違い、たんぱく質の機能を応用した新しいタイプの医薬 品で、市場拡大をにらみ、他業種からの参入も見込まれている。 抗体医薬は、体内 に侵入したウイルスなどから体を守る機能を持つ抗体(糖たんぱく)を利用した技術で、 特定の細胞だけを攻撃する抗体を人工的に作りだし、投与するもの。遺伝子情報をもとに していることから治療効果が高く、副作用も少ないといわれる。 米国では抗がん剤 など11品目が販売され、120品目以上で臨床試験が進む。日本では六つの外国品が販 売されており、十数社が計約30品目の開発に着手。中外製薬、協和発酵、キリンビール が先行しているといわれる。 |
| ■03/01/05 |
C型肝炎の発症、エイズ上回る 「薬害」被害者調査 98年以降に亡くなった「薬害エイズ」の被害者のうち、C型肝炎の症状があった人数 がエイズを発症していた人数を上回っているとみられることが、エイズ予防財団と厚生労 働省研究班の調査でわかった。エイズウイルス(HIV)感染でC型肝炎が進行しやすい 実態も浮かび、被害者は国にC型肝炎対策の強化を求めている。 調査によると、血 液製剤でHIVに感染した血友病患者のうち01年5月現在の生存者は890人。うち、 少なくとも783人がC型肝炎ウイルス(HCV)にも感染していた。98年1月から0 1年5月末までに死亡したのは45人いたが、うちエイズを発症していたのは10人、肝 硬変や肝がんなどの症状があったのは16人、両方の症状があったのは7人だった。肝硬 変などで亡くなった人はほとんどがHCV感染者とみられるという。 |
| ■03/01/04 |
薬の副作用、一目で分かります 薬局経営者がソフト考案 パソコンで「裏処方」を見る佐谷さん=東京都練馬区の「アスカ薬局」で 日本薬剤 師会の前会長で、東京都練馬区の「アスカ薬局」経営者、佐谷圭一さん(64)が、薬の 副作用などが一目で分かるコンピューターソフトを考案した。「このソフトを使えば、重 い副作用などが出るケースがすぐに分かり、医師に処方の変更を進言できる」と、薬害防 止のため普及に力を入れている。 このソフトを入れたパソコンに、新たに調剤した 薬の名前を打ち込むと、佐谷さんが「裏処方」と呼ぶ副作用や禁忌症の略語が打ち出され る。便秘の副作用があるなら「B」、妊娠時に服用してはならない場合は「妊」といった 具合だ。複数の薬を調剤する場合、同じ副作用の薬があったり、飲み合わせで危険が高ま ったりすることが分かる。副作用などは、パソコンに一度入力しておけばよい。 開 発のきっかけは約10年ぶりの現場復帰。昨年3月まで日本薬剤師会の会長を務めた佐谷 さんは、医薬分業と、患者に投与された薬の記録(薬歴)の管理を推進してきたが、久し ぶりに店頭に立ってがくぜんとしたという。「店を離れていた間に、薬の種類が大幅に増 えた。副作用や悪い飲み合わせのすべてを薬剤師が覚えることは、不可能。店頭で分厚い マニュアルをひっくり返していては仕事にならないので、ソフトがあればと思いました」 |
| ■02/12/26 |
健康には「たばこ値上げ有効」と厚労省 財務省には異論 たばこ対策を検討していた厚生労働省の厚生科学審議会は25日、健康のため「消費抑 制が必要」とする意見書をまとめ、坂口厚労相に提出した。「価格引き上げは有効」と価 格政策の必要性にも踏み込んだ。財務省の審議会は10月に、たばこは「個人の嗜好(し こう)品」「自己責任で喫煙の選択を」として、消費削減に消極的な報告をまとめている 。たばこ産業を育成して税収の確保を図る立場の財務省との違いが、改めて浮き彫りにな った形だ。 意見書は、価格引き上げについて「喫煙率が下がり超過医療費なども減 少するとの報告もあり、たばこ対策の有効な方法の一つ」とした。厚労省研究班がまとめ た、価格を1箱1000円にすれば6割以上の人が喫煙をやめ、死者は10万人から3万 7000人に減るという試算などを踏まえた結論とみられる。 |
| ■02/12/24 |
前立腺がんに超音波で焼く新治療法 負担少なく効果 男性の早期前立腺がんを超音波で焼く治療法が有効であることが、東海大八王子病院の 内田豊昭・助教授(泌尿器科)らの臨床試験でわかった。中間的な報告では大半の患者で 効果があった。効果は手術や放射線治療と同じか、それ以上。手術より負担が軽く、男性 機能の低下も半分以下という。 前立腺がんは日本でも増えているがんの一つ。99 年の死者は約7千人で95年より1600人ほど増えている。 内田さんらが試験し ているのは高密度焦点式超音波法(HIFU)。米国で前立腺肥大症の治療用に開発され た装置を、輸入元のタカイ医科工業(東京)と協力して改良した。 直腸に超音波の 発振器を挿入。高エネルギーの超音波を3ミリ四方の範囲に順に照射して90度前後の高 温でがんを焼く。2時間余で終わる。 |
| ■02/12/15 |
インフルエンザ、気温10度以下で要注意に 医師ら調査 1週間の平均気温が10度を下回ると、患者数が急増し、最高気温が10度以上の日が 週に1日減ると患者数は28%増加する―。こんなインフルエンザと天気との関係が東京 慈恵医大の浦島充佳講師(小児科)らの研究でわかった。 浦島講師らは87〜97 年の東京の最高・最低気温や湿度など86項目の気象データをもとに解析。その結果、前 週の最高気温が10度未満の日数と平均湿度が60%未満の日数が、患者数の増減と「最 も密接な関係」にあることがわかったという。 また、平均湿度が60%を下回る日 が1日増えると、患者数は15%増えるという。 さらに空気の乾き具合との関係も 調べた。空気中の水蒸気の量を示す水蒸気圧が9ヘクトパスカル以下になると患者は急増 するという。 |
| ■02/12/12 |
国民の2割が飲んでる栄養剤 厚労省調査 ビタミンやミネラルなどの栄養素を錠剤やドリンク剤などから取っている人が約2割に のぼり、その3分の1が「不足する栄養成分の補給」を理由に挙げていることが厚生労働 省が11日にまとめた01年国民栄養調査でわかった。同省生活習慣病対策室は「世代に よっては欠食も増えているが、3度の食事から必要な栄養素を取るのが基本」と呼びかけ ている。 01年11月、全国の4224世帯1万2481人を対象に食事内容から 栄養素などの摂取量を調査し、食生活を尋ねた。調査対象の栄養素数は、前年までの10 から25に増やした。 |
| ■02/12/05 |
妊娠前後の飲酒、乳幼児突然死の危険8倍に 米での調査 妊娠前後の飲酒は乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを6〜8倍に高める。そん な調査結果を米保健当局がまとめ、4日発行の米医師会雑誌に発表した。 米国立小 児保健発育研究所や米疾病対策センター(CDC)が、92〜96年にSIDSで死亡し た33人と健康児66人について、妊娠中や出産後の母子の生活を分析した。 妊娠 3カ月までの時期に母親が飲酒していた場合、SIDSのリスクは通常の8.2倍。妊娠 前の3カ月に酒を飲んでいて妊娠後に禁酒した人を含めても、リスクは6.2倍になった 。 研究チームは「妊娠したと分かると女性の多くが禁酒するが、それまでの飲酒に も注意が必要だ」としている。 また、赤ちゃんに2枚以上の衣服を着せた場合にも リスクが6.2倍になり、厚着にも注意が要りそうだ。 日本では旧厚生省の研究班 が、うつぶせ寝と喫煙、人工乳をSIDSの危険因子としている。 |
| ■02/12/04 |
不眠対策、よその国は医者頼み、日本は寝酒が主流 日本人の不眠対策は寝酒に頼る率が高く、医師への相談や睡眠薬を使う率は低い−−。 こんな結果が仏製薬会社サノフィ・サンテラボが2日発表した10カ国疫学調査でわかっ た。 その他の対象国は、中国、オーストリア、ベルギー、ドイツ、ポルトガル、ス ロバキア、スペイン、南アフリカ、ブラジル。計3万5327人(平均36歳)に今年3 月、アンケートした。 全体では24.7%が睡眠障害を自覚。対策は、医師に相談 30.8%、睡眠薬の服用32%、寝酒19.4%。 日本人の睡眠障害自覚者は20. 9%。対策のうち寝酒は、30%で1位。1人あたりアルコール消費量の多い欧州各国を 上回り、最下位のオーストリアの約3倍の高率だった。医師に相談は、ポルトガルなど6 カ国が50%前後なのに対し、日本は7.8%と最下位。睡眠薬服用も日本は15.2% の9位と低かった。 |
| ■02/12/03 |
拒食症やがん治療に“腹ぺこホルモン” 食欲を高める作用があり“腹ぺこホルモン”の異名を取る物質「グレリン」の臨床試験 を京都大病院探索医療センター(田中紘一センター長)が2日始めた。拒食症やがんなど の患者に使用して全身の栄養状態を改善するのが目的。 第1段階として健康なボラ ンティアに少量注射して安全性を確認する。先端医学を効率よく臨床応用するため昨年設 立された同センター初の臨床試験となる。 |
| ■02/12/02 |
大きながん開腹せず切除も、自在操作アーム付き内視鏡 大人の人さし指ほどの大きさで超小型アームを備え、患者の体内で手術もできる「内視 鏡ロボット」を、東京慈恵会医科大の高次元医用画像工学研究所(東京都狛江市)が開発 した。 直径5センチの胃粘膜組織を切除する動物実験に成功、従来の内視鏡では切除で きなかった大きさのがんも、開腹せずに摘出するのが可能になりそう。実用化されれば患 者の体への負担を大きく軽減できそうだ。 |
| ■02/11/20 |
投薬ミス防止に類似薬名の検索システム開発 厚労省 血圧を下げる薬「アルマール」と血糖値を下げる薬「アマリール」、筋弛緩剤(しかん ざい)「サクシン」と副腎皮質ホルモン剤「サクシゾン」……。似た名前の薬を間違える 医療ミスが相次ぎ、死亡事故も起きていることから、厚生労働省の研究班は、医薬品の名 称や外形を検索できるシステムを開発した。20日午後の同省医療安全対策検討会議の部 会で発表した。 開発したのは土屋文人・東京医科歯科大歯学部付属病院薬剤部長ら 。 システムには現在、国内で使われている医薬品の大半にあたる約7千種類の名称と、 約300種類の注射薬の外形の写真が入力されている。薬品の名称を入力すると、1文字 違いや、冒頭・末尾の数文字が一致する名称などを検索できる。土屋部長によると、名称 が1文字違うだけの組み合わせは、成分が同じものを含めて1千以上あるという。 |
| ■02/11/17 |
くも膜下出血、「開頭」より血管内手術が有効 くも膜下出血の治療は、広く行われている開頭手術より、開頭せず患者の負担の小さな 「血管内手術」の方が、死亡率や重い障害が残る割合も低い、という臨床試験結果を、オ ックスフォード大など欧米の研究グループが英医学誌ランセットに発表した。日本ではこ の治療法の採用はまだ約1割にとどまっている。 くも膜下出血の多くを占める、脳 動脈瘤(りゅう)が破裂した症例を対象に44の医療施設で臨床試験が行われた。 開頭手術では、出血した血管のこぶの根元をクリップでとめ、血流を遮断して再出血を防 ぐ。 血管内手術では、足の付け根の血管から、先端に細いコイルの付いた管を入れ て患部の血管まで届かせ、コイルをこぶの中に糸玉のように詰めてふさぐ。 |
| ■02/11/12 |
C型肝炎ウイルス検査、40歳未満の希望者にも 坂口厚生労働相は12日、C型肝炎の緊急対策の一環として、来年度から40歳未満の 希望者に対しても、C型肝炎ウイルス(HCV)検査を実施する方針を明らかにした。 HCVに対する検査精度が向上した1992年以前に輸血や血液製剤の投与を受けた 心当たりのある人が主な対象で、全国で約180万人に上ると見ている。 |
| ■02/11/11 |
ヘルパーによるたん吸引、来春までに結論 坂口厚労相 坂口厚生労働相は12日、医療行為とされているたんの吸引をヘルパーにも認めるかど うかについて、近く厚労省内に専門家らによる検討会を設けて来春までに結論を出す意向 を示した。陳情した筋委縮性側索硬化症(ALS)の患者らに対して発言した。 厚 労省は、人工呼吸器の気管内チューブなどにたまったたんの吸引を医師と看護師、患者の 家族にしか認めていない。しかし、ずっと付き添っていなければならないため家族の負担 が大きく、ヘルパーにも認めてほしいとの要望が出ている。 |
| ■02/11/10 |
自然妊娠に近い新不妊治療法 薬使わず費用も安く 卵子移植による新治療法 原因のはっきりしない不妊の夫婦が、自然に近い形で妊娠 できる新しい治療法を、不妊治療施設の加藤レディスクリニック(東京都新宿区)が開発 した。性交の後に卵子を採取して子宮に戻し精子と出あわせる手法で、現在6組が妊娠中 。こうした場合には体外受精が一般的だが、排卵誘発剤を使うなど患者の負担が大きい。 新手法は体外受精を使わずに赤ちゃんをもてると期待され、費用も安くなりそうだ。 加藤修院長は「卵子子宮移植法」と名付け、神戸市で開かれているIVF(体外受精) 研究会で10日発表。参加施設を募り新治療法として確立・普及を目指す。 |
| ■02/11/05 |
山之内製薬が後発医薬品から撤退、安価が利用拡大に壁 製薬大手の山之内製薬は4日、特許切れの医薬品と同じ成分、薬効を持つ「後発医薬品 」の事業から今年末で完全に撤退する方針を明らかにした。同事業の業績が伸び悩んだた め、新薬開発に経営資源を集中する。医療費の増大に悩む厚生労働省は、研究開発費がか からず、安価な後発医薬品の普及を後押ししているが、新薬開発で激しい競争を繰り広げ ている大手メーカーの賛同は必ずしも得られていない。後発医薬品は、医療用医薬品全体 の1割程度しか利用されていないのが現状で、利用拡大を図るには、専門メーカーの育成 などに、一段の努力が必要となりそうだ。 |
| ■02/11/01 |
発がん性指摘されるアクリルアミド調査、結果公表 発がん性が指摘されるアクリルアミドが国内の食品にどれぐらい含まれているのか−− 。厚生労働省は31日、初の調査結果を公表した。アクリルアミドは炭水化物を多く含む 食品を揚げたり焼いたりすると発生することが分かっているが、ポテトチップスやフライ ドポテトで含有量が比較的高く、蒸したりゆでたりした食品からは検出されなかった。 国立医薬品食品衛生研究所が75食品137品目を調べた。最も高かったポテトチッ プスで1キロあたり最高で3544マイクログラムを検出。小麦粉や米を焼くなどした食 品はおおむね400マイクログラム以下だった。マッシュポテトやご飯、豆腐などからは 検出されなかった。 |
| ■02/10/31 |
茨城でもE型肝炎の死者、国内で4人目に 国内での感染拡大が懸念されているE型肝炎による死者が茨城県でも発生していたこと が、31日分かった。 自治医大などの研究グループが、1998年に同県内の病院 で死亡した劇症肝炎の男性患者(当時65歳)の保存血清から病原ウイルス(HEV)を 検出し、同日発行の米医学誌「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」 に発表した。すでに判明している北海道と岩手県の3人と合わせ、国内の死者は計4人に なった。 |
| ■02/10/21 |
スペインかぜのウイルス再現、東大グループが成功 1918年に大流行し、全世界で2000万人以上が死亡したインフルエンザ「スペイ ンかぜ」の性質を持つウイルスを作り出すことに、東京大学医科学研究所のグループが、 海外の実験施設で成功した。 マウスに感染させたところ、肺が出血するなど強い病 原性が確認された。長い間、謎だったスペインかぜの毒性の秘密に迫る一方、インフルエ ンザがバイオテロに悪用される可能性を警告するものとして注目される。 スペイン かぜは、短期間に肺に水がたまるなどして呼吸困難に陥り、死亡するケースが多く、イン フルエンザの中でも病原性の強いウイルス。この流行で米国人の平均寿命は10歳以上も 下がったと言われる。 |
| ■02/10/19 |
がん患者の45%、代替療法を経験 厚労省アンケート キノコやハーブ類などを使ったがん代替療法を試したことがある患者は45%、平均費 用は月5万7000円。こんな実態が厚生労働省研究班のアンケートで明らかになった。 主任研究者の兵頭一之介・国立病院四国がんセンター内科医長らが18日、東京で 開かれた日本癌(がん)治療学会で発表した。 昨秋から今春にかけて、全国の がん専門病院やホスピスなど56施設の入院・外来患者計6604人に、代替療法の経験 の有無などを尋ねた。回答したのは3094人で、平均年齢は60歳、男女はほぼ同数。 消化器がんが23%、乳がん17%、肺がん12%などだった。 このうち13 79人(45%)が代替療法を試したことがあり、その90%がキノコ類や海藻類などの 健康食品を利用していた。ほかは、痛みをとる鍼灸(しんきゅう)やリラックス効果を狙 うアロマセラピーなどだった。平均費用は月5万7000円。2割近くが10万円以上で 、100万円を超える人もいた。 |
| ■02/10/08 |
うつぶせ寝、突然死の危険は最大4倍 米で疫学調査 「うつぶせ寝」は乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを最大で4倍に高めると、 米国立小児健康発育研究センターと疾病対策センターなどの共同研究チームが7日、発表 した。SIDSに関する信頼できる疫学調査は米国では初めてという。 93〜96 年にSIDSで死亡したシカゴ周辺の赤ちゃん(1歳未満)260人について、死ぬ直前 の状況を関係者に聞き取り調査した。シカゴのSIDS発生率は1千人あたり2.6人で 、全米平均の2倍もある。 ほぼ同人数の健康な赤ちゃんと比べた結果、うつぶせ寝 はSIDSのリスクを2.4〜4倍に高めることが分かった。SIDSの少なくとも3分 の1は、うつぶせ寝が主な原因だと推定できるという。 |
| ■02/09/29 |
がんワクチン、約3割に効果 臨床試験第1段階 体が持つ免疫機能を生かして治療する「がんワクチン」の効果を調べる臨床試験を久留 米大医学部の伊東恭悟教授らが始めた。大腸がん患者など108人を対象にした第1段階 では約3割に効果がみられた。数年以内の実用化を目指す。10月1日から東京で開かれ る日本癌(がん)学会で発表する。 がんワクチンは、がん細胞だけが持つたんぱく 質の断片を注射し、これを攻撃の目印として免疫細胞に覚えさせ、がん細胞をやっつける 仕組み。 |
| ■02/08/28 |
人間ドック、「異常なし」の地域差が消滅? 昨年、人間ドックを受けて「異常なし」と判定された人の割合は14.5%で、かつて 見られた全国的な地域差がなくなっていることが日本病院会・予防医学委員会の調査でわ かった。同委員会は「コンビニエンスストアや外食産業の普及で、食習慣の地域差がなく なってきたことが大きい」とみている。29日から長野市である日本人間ドック学会で報 告される。 84年から続く調査で、今回は全国614の医療機関を対象に、昨年人間ド ックを受けた約270万人の結果を集計した。 「異常なし」と判定された人の割合 は、84年の29.8%から年々低下する傾向が続く。しかし、地域別では、東北(17 .5%)と関東・甲信越(15.7%)で初めて前年を上回り、低下を続ける北海道(1 3.3%)や近畿(11.1%)、東海・北陸(12.6%)に比べ、むしろ健康的とい う結果が出た。 |
| ■02/08/26 |
<かぜ薬>「危険成分」やっと除外 米から2年遅れ 100種類を超える市販のかぜ薬に含まれる「塩酸フェニルプロパノールアミン」(P PA)について、厚生労働省は安全とされる代替薬に切り替えるよう製薬各社に要請した 。PPAは脳出血の副作用を起こすおそれがあり、米国では2年前に販売中止になったが 、厚労省は「米国とは薬の使い方が異なり危険性が低い」として販売を認めてきた。その 後、各国で中止が相次いだため、今回ようやく姿勢を変えたもので、対応の遅れが指摘さ れている。 PPAは鼻詰まりや、せきを抑える作用があり、医師の処方せんなしで 買える百数十種類の一般薬に含まれている。米国では食欲抑制剤としても使われていた。 |
| ■02/08/24 |
電磁波、小児白血病発症率に影響 初の全国疫学調査 高圧送電線や電気製品から出る超低周波の電磁波(平均磁界0.4マイクロテスラ以上 )が及ぶ環境では子供の白血病の発症率が2倍以上になる、という調査結果が、国立環境 研究所などによる初の全国疫学調査の中間解析の結果で出ていることがわかった。電磁波 と発症の因果関係は明確ではないが、世界保健機関(WHO)などは昨年、電磁波で小児 白血病の発症が倍増するという同じ結果を発表している。今後、日本でも欧米並みの電磁 波低減対策を求める声が出る可能性もある。 調査は、WHOへの研究協力の一環と して99年から今年まで行われた。研究費は7億2000万円。国立環境研究所と国立が んセンターが各地の大学などの協力を得て実施した。 |
| ■02/08/20 |
近視レーザー矯正治療、ドライアイ悪化の恐れ レーザーで角膜組織の一部分を削り、近視や乱視を矯正する外科手術(LASIK)を 受けた後、涙の分泌が少なくなって目が乾いたり、充血したりする「ドライアイ」症状が 悪化する恐れが高いことが、南青山アイクリニック(東京都港区)の戸田郁子院長らの研 究でわかった。成果は米国医学会眼科専門誌8月号に掲載された。 戸田院長らは、 LASIK手術を受けた人計313人を、ドライアイ患者、ドライアイの疑いのある人、 健康な人の3グループにわけて術後の経過を追跡。手術1年後まで、涙腺の機能などを調 べた。 手術を受けると、ほとんどの人が一時的にドライアイ症状になるが、ふつう は約1か月で改善される。しかし、手術前からドライアイ症状のあった人は、術後1年た ってもドライアイ症状がおさまらず、前よりひどくなる傾向がみられた。ドライアイ症状 が悪化した人も治療効果に差はなく、視力は回復した。 |
| ■02/08/13 |
医師主導の新薬治験を支援、期間半減2年目指す 厚労省 厚生労働省は、承認前の医薬品の安全性や有効性を確かめる臨床試験(治験)の新たな 促進策をまとめた。医師主導の治験を可能にする改正薬事法の成立を受け、医療機関網を 整備し、がんや心臓病の患者らが望んでいるのに不採算で企業が手を出さなかった国内未 承認薬などの治験を進める。企業の治験も支援し、画期的な新薬の治験期間の半減を目指 す。来年度予算概算要求に盛り込む。 治験はこれまで、製薬会社が主体で医師は請 け負う立場だった。しかし、7月に成立した改正薬事法で、医師自ら未承認薬の提供を受 けて治験できるようになることを踏まえ、国内の体制を整備することにした。 |
| ■02/08/11 |
「8時間睡眠」に根拠なし 厚労省、通説覆す手引書出版 8時間睡眠にこだわる必要はない、早めに床に就くとかえって眠れない−−。厚生労働 省の研究班が睡眠障害の診療指針を出版した。従来の「常識」を覆す見解を盛り込んだ、 いわば眠りの手引書。眠るヒントが分かりやすく紹介され、暑くて寝苦しい夜も安眠の世 界にいざなってくれるかも知れない。 「睡眠障害の対応と治療ガイドライン」(220 0円)。医薬関係出版社「じほう」(東京都千代田区)から出された。 厚労省の調 査では、5人に1人が不眠に悩んでいるのに、患者はもとより医療関係者向けの手引書も なかった。こうした手引書は国際的にも珍しいという。 よくいわれる「8時間睡眠 」の学問的根拠は全くない。個人差や季節の差もあり日中の眠気で困らなければ十分▽早 く床に就くのは逆効果。いったん床を出て眠くなってから再度床へ▽起きてすぐ日光を浴 びると15、16時間して眠くなる。早寝より早起き−−といったように、無理なくでき そうな提言が目につく。 昼寝は浅い眠りで20〜30分。ただ午後3時以降は夜の 眠りに悪影響を与える。ぐっすり昼寝して寝不足を補うというのは考えもののようだ。 |
| ■02/07/21 |
中国製「やせ薬」、被害報告の6品目公表 厚労省 健康被害が報告された中国製「やせ薬」の中で、医薬品にしか認められていない成分が 検出されるなど「未承認医薬品」にあたるものの商品名を厚生労働省が公表した。 「オ ロチンチャス(茶素●〈膠〉嚢)」「軽身楽牌減肥●(膠)嚢」「SITTING」「美 麗痩身」「チャレンジ・フォーティーワン」「茶素減肥」の6品目。これまで公表されて いた「御芝堂減肥●(膠)嚢」と「■(繊)之素●(膠)嚢」と合わせて8品目になった 。●は「月」へんに「交」。 ■は「糸」へんに「千」。 |
| ■02/07/08 |
<ゲーム>毎日2時間以上は大脳活動に影響 日大教授が発表 人間らしい感情や創造性をつかさどる大脳の前頭前野の活動が、テレビゲームをする時 に目立って低下することを、日本大学文理学部の森昭雄教授(脳神経科学)が脳波測定実 験で突き止めた。今秋、米オークランドで開かれる米神経科学会で発表する。ゲーム時間 が長い人ほど低下の程度が大きく、ゲームをしない時も活動レベルが回復しないことも分 かった。森教授は「ゲーム脳」と名づけ、「情操がはぐくまれる児童期にはゲームの質や 時間に気を配ってほしい」と警告している。 昨年から今年にかけ、6〜29歳の男 女240人を対象に実験した。脳波のうち前頭前野の活発さや緊張度合いを示すベータ( β)波と、安静時によく出るアルファ(α)波の2種類を調べる電極を額につけてテレビ ゲームをさせ、その前後の波形の現れ方を調べた。ベータ波が健全(活発)な方から、ノ ーマル脳▽ビジュアル(視覚依存)脳▽半ゲーム脳▽ゲーム脳――に分類した。 |
| ■02/07/07 |
喫煙1日20本、低体重児の出産リスク3倍に 妊娠中に、たばこを1日20本以上吸った妊婦の場合、吸わない人や禁煙したケースに 比べ、低体重児(2500グラム以下)が生まれる率が3倍以上と高くなることが東海大 学医学部の逢坂文夫講師らの調査でわかった。 逢坂講師らは、母親1863人を対 象に、喫煙歴などを調べた。その結果、低体重児が生まれる率は、非喫煙者が7・8%、 妊娠していることがわかってから禁煙した人は6・2%だった。 |
| ■02/06/20 |
乳がん細胞を増殖させる物質発見 東大と埼玉医大 乳がん細胞の増殖を引き起こすたんぱく質を、東京大学と埼玉医科大学の共同研究グル ープが発見した。20日付の英科学誌ネイチャーに発表する。従来のホルモン療法が効か なくなった進行乳がんに効く薬剤の開発に役立ちそうだ。 乳がん細胞は女性ホルモ ンのエストロゲンが何らかの形で作用して増殖することが知られている。研究グループは 、この増殖に「エストロゲン応答性フィンガーたんぱく質(Efp)」がかかわっている ことをマウス実験で突き止めた。 マウスにヒトの乳がん細胞を植え付けたところ、 Efpが働かないようにしたマウスは、がん細胞が増殖しなかった。また、エストロゲン をださなくしたマウスに、Efpを大量に含む乳がん細胞を移植すると、がん細胞が増殖 することを確かめた。 |
| ■02/05/26 |
魚を食べないとアルツハイマー病の危険高い 治療指針 魚をあまり食べないとアルツハイマー病になる危険率が高い−−。日本神経学会は、痴 呆(ちほう)をはじめ神経にかかわる5種類の病気の治療ガイドラインを初めてつくった 。29日から札幌市で開かれる日本神経学会で発表する。 |
| ■02/05/22 |
乳がん 負担少ない放射線治療、外科手術と同じ効果 早期乳がん治療で一般的なわきの下のリンパ節をとる外科手術と、とらずに放射線をあ てる体の負担が少ない治療を比べた場合、再発率や生存率にはほとんど差がない――大船 中央病院(神奈川県鎌倉市)と慶応大学の共同研究でわかった。20日、オーランドで開 かれた米国がん治療学会で発表した。 研究グループは87年から、病巣の大きさが 5センチ以下でわきの下のリンパ節にしこりがない早期の乳がん患者は、リンパ節をとる のをやめ、5週間放射線をあてることにした。 87年以前にリンパ節をとった78 人と、同年以後にとらなかった1400人を比べた。その結果、わきの下のリンパ節への 再発率と5年生存率に有意な差はみられなかった。 |
| ■02/05/01 |
小中学1年のツベルクリン反応検査廃止の方向 小学1年生と中学1年生で実施されている学校でのツベルクリン反応検査について、厚 生労働省審議会の結核部会と感染症部会の合同委員会は1日、いずれも廃止する方向でほ ぼまとまった。今後、日本結核病学会から意見を聞くなどして、結論を出す。 ツ反 検査で陰性の子どもに実施するBCG接種は、結核部会が3月、乳児期の1回だけにして 、小学1年と中学1年では廃止する提言をまとめた。しかし、結核感染を発見する目的も あるツ反検査については、小学1年での廃止は意見が一致していたが、中学1年でどうす るかは議論になっていた。 この日の委員会では、学校検診で発見される患者が極め て少ないことや、乳幼児期などにBCG接種を受けていると感染を疑わせる反応が出やす く正しい判定が難しいことなど、中学1年でも廃止した方がよいとする意見が大勢を占め た。また、生後6カ月までの乳児については、ツ反検査を廃止し、直接BCG接種する方 向でほぼまとまった。 |
| ■02/04/01 |
厚労省、健保のレセプト直接審査を解禁 厚生労働省は、サラリーマンらが加入する健康保険組合による診療報酬明細書(レセプ ト)の直接審査を今月中にも解禁することを決めた。また、健保組合が診療内容を確認す るために患者や医療機関に質問や調査をしてもよいことを確認する通知を出した。健保組 合が、医療費の不正な請求や無駄づかいなどをチェックする機能を高め、無駄を排除する のが狙いだ。 レセプトは医療機関が医療費を請求するために作成する書類。これに 基づき健保組合は医療費を支払うが、その内容に誤りがないかどうかの審査と実際の支払 いは、旧厚生省の指導で、48年から特殊法人「社会保険診療報酬支払基金」に委託する ことが事実上義務付けられてきた。 それが今回の決定で、医療機関と健保組合が合 意すれば、健保組合が直接、審査、支払いすることができるようになる。厚労省は併せて 、支払いをめぐるトラブルが起きた時の紛争処理ルールを医療機関と健保組合の間で事前 に決めておくことや、患者の個人情報の保護を徹底することなども指示する。 |
| ■02/03/25 |
市町村健康づくり事業の効果を検証 3千人対象に実験 生活習慣病予防のために市町村が行う保健事業の効果を検証し、内容を改善しようと、 厚生労働省が新年度から大規模な実証実験に乗り出す。初年度は全国8市町でモデル事業 を実施し、3000人以上が参加。高血圧・糖尿病の予備軍を対象にした食事・運動プロ グラムや禁煙対策などを取り上げ、住民の健康に与えた影響や、医療費削減効果などを分 析する。「科学的根拠に基づく医療」(EBM)が提唱されている時代、健康づくりにも 科学の裏打ちを目指す。 保健事業は、自治体や健康保険組合などが、病気の予防と 医療費の節約を目的に行う「健康づくり」の指導・支援だ。重要さは広く認められている が、「どのようなプログラムが有効なのか、費用対効果はどうなっているのか、あいまい な部分があった」(厚労省国民健康保険課)。 モデル事業に参加する自治体は、高 脂血症や肥満、高血圧などターゲットとする「病気」を決め、予防プログラムを用意。4 0歳〜60歳前後の住民を募り、プログラムに参加した集団と不参加の集団とに分けて効 果を測定する。結果は3年かけて公衆衛生の専門家が評価、確実に効果が上がる事業を選 び出す計画だ。 |
| ■02/03/24 |
子どもの受動喫煙で提言 日本小児科学会 子どもを受動喫煙から守ろうと、日本小児科学会は同学会雑誌3月号で国民に向けた具 体的な提言を発表した。子どもの生活環境改善委員会(委員長、杉原茂孝・東京女子医大 教授)が、橋本正史委員(大阪府立公衆衛生研究所公害衛生室長)の研究などをもとにま とめた。 まず、受動喫煙は喫煙者の横で直接吸わされる煙よりも、閉め切った室内に滞 留している目に見えない煙による影響が大きいことを指摘。 子どもに煙を吸わせないよ うにするには、家族の禁煙が望ましいが、それができない場合は(1)できるだけ屋外で 吸う(2)室内で吸った場合は、必ず窓を開けて換気するよう呼びかけている。 |
| ■02/02/26 |
京大教授ら新しい神経保護物質を発見 難病治療に期待 中枢神経の神経細胞を毒性物質から守る働きのある天然化合物を、京都大大学院薬学研 究科の赤池昭紀教授らのグループが見つけた。将来、アルツハイマー病などの神経難病や 、脳卒中などによる脳機能障害の治療薬となる可能性がある。26日発行の米科学アカデ ミー紀要に発表した。 アルツハイマー病やパーキンソン病で脳の神経細胞が変質し たり、脳卒中などで脳神経細胞が死んだりしてしまうのは、アミノ酸の一種のグルタミン 酸や、一酸化窒素(NO)が脳内で過剰に分泌され、神経細胞に対する毒性物質を作るの が一因だと考えられている。 赤池教授らは、牛の胎児の血清から、この毒性物質の 発生を抑制する働きがある物質を見つけた。ほ乳類から見つかったことのない新しい形の 化合物で、「セロフェンド酸」と命名した。これは人の血液にもあった。 |
| ■02/02/21 |
イオン飲料が旅行者血栓症の予防に効果 「ただの水よりも、イオン飲料の方が旅行者血栓症の危険要因を減らせる」−−大塚製 薬(東京都千代田区)が、飛行機のエコノミークラスを借り切って、ボランティア40人 に実際にアメリカまで搭乗してもらう実験をしたところ、こんな結果が出た。研究内容は 、米医師会誌(JAMA)で発表された。 イオン飲料を飲んだ人のほうが尿量が少なく 、血をさらさらの状態に保つのに必要な血しょうの量は、より増えた。足の血の粘り具合 が抑えられるなど、「有意な差」が認められたという。飲料はイオンバランスが体液に近 いため、吸収がよく水分が体内にとどまりやすいことなどが理由と考えられるという。 |
| ■02/02/01 |
がん治療、オーダーメードへ検証 遺伝情報探り千人調査 がんの治療に使われる放射線や抗がん剤は、効き目や副作用が患者1人ひとりで違う。 その違いを遺伝情報から見分け、体質に応じた「オーダーメード治療」をめざす全国的な 臨床試験を、文部科学省の研究グループが始めた。国立大学病院が軸になり、3年間で患 者1000人に協力してもらう。一般の総合病院も使える検査法を確立するのが目標だ。 札幌医科大、癌(がん)研究会付属病院(東京)、愛知県がんセンター、京都大、九州 大など8カ所の大学病院や専門病院が参加し、東京大医科学研究所などが遺伝情報を解析 する。 胃がんや肺がん、大腸がん、乳がん、白血病など日本人に多い7種類が対象 。10近くの抗がん剤や放射線について調べる。 |
| ■02/01/20 |
伝統医学や健康補助食品の効果は? 内科学会が検証作業 「科学的実証が万全でない」と否定されることの多かった伝統医学、健康補助食品など の「代替医療」について、日本内科学会は、どれだけ効果があるかを一つひとつ検証し、 ガイドブックにまとめる作業を始めた。抗がん剤など西洋医学による治療を終えた患者ら の間でニーズが高まっており、医師も無視できなくなった形だ。来春までに完成させ、正 しい情報を患者に提供する。 ガイドブック作りを進めているのは、日本内科学会の 認定専門医会内に昨年新設された代替医療委員会(委員長、渡辺賢治・慶大医学部助教授 )のメンバー約30人。 代替医療は現在、医療機関で一般的に行われている西洋医 学以外の治療を指す。英語の「オルタナティブ・メディスン(もうひとつの医療)」の訳 で、中国など各国の伝統医学から、プロポリスなどの健康補助食品、音楽療法や心に働き かける療法など様々だ。 |
| ■02/01/09 |
アルツハイマー病起こす物質特定 阪大チーム 85歳以上の5人に1人がかかるといわれるアルツハイマー病を起こすたんぱく質を、 大阪大の研究チームが見つけた。このたんぱく質が遺伝情報を伝達中にゆがめることで、 脳の神経細胞の死を招く。チームは、製薬会社と連携して診断・治療薬の開発を始めた。 このたんぱく質は「HMG−I」。健康な人の細胞中にもあり、本来はDNAに作 用する。 |
| ■02/01/03 |
がん予防と長生き、両立は難しいかも 米の研究、英誌に 「健康で長生き」はいつの世も変わらぬ願いだが、がんの予防と長寿は、もしかすると 両立が難しいかも。米ベイラー医大などのグループが、マウスでのがっかりする実験結果 を英科学誌ネイチャー3日号で報告した。 グループは、代表的ながん抑制遺伝子p 53の働きを大幅に高めた変異マウスを作り出した。期待通り、がんの発生は大きく減っ たが、半面、平均寿命も2割近く短くなった。体重や筋肉量も少なく、背骨が湾曲したり 骨がもろかったりして、けがの治りも悪かった。 |
| ■01/12/18 |
世界初の風邪ウイルスに直接効く薬、米で承認申請 風邪のウイルスに直接効く薬を世界で初めて開発したと、米バージニア大のグループが 17日、シカゴで開かれた学会で発表した。米食品医薬品局(FDA)に承認申請中で、 数カ月で認可される見込みという。 プレコナリルと呼ばれる新薬は、風邪の半分の原因 とされるライノウイルスの表面にくっつき、人の細胞への感染を防ぐ効果があるという。 従来の風邪薬は、せきや鼻水といった症状を改善するが、ウイルスの活動そのものは抑 えられなかった。 |
| ■01/12/14 |
生理痛の「生活に支障」が27% 20〜40代の女性の4人に1人が生理痛のために仕事や家事を休み、半年で約189 0億円の労働損失に相当することが厚生労働省の研究班の調べで分かった。大規模な疫学 調査から推計した。痛みがあっても受診をためらったり職場や医療機関で理解されなかっ たりして対応も遅れがちだ。研究班は、症状や原因、就労状況にあわせた治療法の指針を つくる。 |
| ■01/04/13 |
皮膚の体内時計 生活リズムを約1日周期で刻む「体内時計」が、脳内だけでなく皮膚などの細胞にもある ことを、神戸大学の岡村均教授、八木田和弘助手らのグループが動物実験で突き止めた。 ほ乳類の体内時計は、脳内の「視交叉(こうさ)上核」という場所にあることが知られ ている。ラットとマウスを使った実験で、体内時計のリズムを作り出す9種類の「時計遺 伝子」が、脳内だけでなく、全身に分布する「線維芽細胞」の中でも働いていることが分 かった。 |
| ■01/01/29 |
コレステブロック 協和発酵工業は29日、動脈硬化の原因となるコレステロール値を下げたり、上昇を予 防したりする成分を発見し、2月から健康食品として販売することを明らかにした。厚生 労働省から特定保健用食品に指定され、食品でありながら効能効果もうたう。国内では約 2200万人が高コレステロール血症に悩み、4割近くが投薬治療に頼っているという。 同社は同様の症状を訴える人が多い米国などでも販売する。 商品名は「コレステブロ ック」。粉末で、牛乳や水に溶かして飲む。飲みやすいよう、ココア味やコーヒー味にし ている。成人男子の場合、1日3グラムを3カ月摂取すればコレステロール値は1割強下 がるとしている。 |
| ■01/01/26 |
ベンザブロック 大人向け風邪薬の錠剤「ベンザブロック」の一部に、子どもも飲める別の製品の添付文 書を入れ間違うミスがあったとして、武田薬品工業(本社・大阪市)は26日、入れ間違 いが疑われる製品18万個を回収すると発表した。品質に問題はなく、子どもが飲んでも ただちに重い副作用が出る可能性は低いという。 |
| ■01/01/25 |
女性向け発毛剤「リアップ」 大正製薬は発毛剤「リアップ」の女性向け製品を2003―2004年をめどに発売す る。リアップは1999年6月、日本初の発毛剤として男性用に限って発売し、2000 年3月期に300億円を売り上げるなど大衆薬の大ヒット商品となった。新製品は国内で 約500万人いるとされる、抜け毛や薄毛に悩む女性をターゲットに売り込む。 |
| ■01/01/12 |
シックハウス症候群 住宅内で身体に不調が起きる「シックハウス症候群」の原因物質を吸収・分解する壁材 の開発に、住宅資材メーカーの段谷産業(北九州市)が成功した。新建材や接着剤に含ま れ、頭痛や吐き気などを引き起こす化学物質ホルムアルデヒドを吸収・分解する。 |
| ■01/01/11 |
救命法の基準設定 身近な人が目の前で意識を失い倒れたとき、医療者でなくても救命できる心肺蘇生法( しんぱいそせいほう)の全国統一基準がまとまり、今月末にも報告書が出ることが10日 、明らかになった。これまでは指導する団体によってまちまちで、混乱していた。新基準 は、昨年、米国心臓学会が近年の科学的研究に基づき、新たに作ったガイドラインに沿い つつ、日本の法律や疾病構造などの実情に合わせる工夫をした。これまでの方法から大幅 に変わった点もある。 最も大きな変更は、口対口人工呼吸の呼気の吹き込み量。こ れまでは「800ミリリットルから1200ミリリットル吹き込む」とされ、救助者が精 いっぱい吹き込む感じだったが、この量だと多すぎて、患者の胃に空気が入って吐いたり 、過換気状態になったりする危険があることが分かった。新たな統一基準では「体重1キ ロ当たり10ミリリットル」。体重60キロの人で600ミリリットルと、約半分になっ た。軽く吹き込む感じになる。 |
| ■01/01/11 |
成長ホルモンの分泌を促す物質グレリン 脳や胃でつくられ、成長ホルモンの分泌を促す物質グレリンに食欲を高める働きがある ことを、宮崎医科大の中里雅光講師(内科学)らの研究チームが突き止めた。その働きに ブレーキをかける物質も合成し、ラットによる実験で効果を確認。「肥満治療などに応用 できると思う」と話している。 この研究は、11日発行の英科学誌ネイチャーに発 表される。 |
| ■01/01/03 |
肥満遺伝子 日本人によく見られる軽い肥満に関係する遺伝子を群馬大生体調節研究所の武田純教授 (糖尿病学)らが突き止めた。太り気味の体質が遺伝するしくみの解明や、肥満を防ぐ生 活指導に役立つとみられる。16日付の米科学アカデミー紀要に発表される。 |
| ■00/12/28 |
リン酸ジヒドロコデイン リン酸ジヒドロコデインの含まれたせき止め薬を販売する大手製薬会社のエスエス製薬 (本社・東京都中央区)と佐藤製薬(同・東京都港区)が、東京都から製品を改良するよ う行政指導を受けていたことが28日、わかった。せき止め薬を定められた処方を守らず 、長期間にわたって大量服用すると、薬物依存状態になる恐れがあることから都は異例の 措置に踏み切った。 改良を求められたのはエスエス製薬の「エスエスブロン液エース」 と、佐藤製薬の「新トニン咳(せき)止め液」。 |
| ■00/12/15 |
わきが用パウダースプレー 資生堂は14日、銀イオンを含んだ成分に「わきが」の不快なにおいを消す効果があるこ とを突きとめ、それを使ったパウダースプレーを開発したと発表した。 商品名は銀イオンの化学記号に合わせて「Ag+(エー・ジー・プラス)」。殺菌効果の 高い銀イオンを、においを吸着する沸石ゼオライトの粉末で包んだ。わきの下に吹きつけ ると約24時間、防臭効果が続くという。来年2月に発売する。価格は200―980円 。 |
| ■00/12/10 |
環境ホルモン 環境庁は、超微量でも生物に悪影響を及ぼす恐れがあるとされる内分泌かく乱化学物質( 環境ホルモン)について、新たな対策の必要性を判断するための動物実験を年内に始める 。環境ホルモンの有害性については研究者間で激しい論争が続いており、いまだに決定的 なデータは出ていない。 |
| ■00/12/09 |
インフルエンザの新薬 インフルエンザの新しい治療薬「ザナミビル(商品名リレンザ)」が8日、発売された。 外資系の製薬会社グラクソ・ウエルカム(本社・東京)が輸入する。昨年暮れ、ワクチン 不足などが問題となる中で優先審査を受け、厚生省から承認された。医師の診断に基づい て処方されるが、医療保険はまだ適用されず、患者の自己負担になる。 |
| ■00/12/09 |
牛乳たんぱく質ラクトフェリン C型肝炎の治療に、牛乳に含まれるたんぱく質「ラクトフェリン」が有効かどうかを確か める本格的な臨床試験に、国立がんセンターなどが来春から取り組む。これまで45人の 患者に食べてもらった研究では、2割の9人に効果がみられた。今度は250人の患者に 協力を求め、ラクトフェリンと、成分が入っていない偽物を使い、比較して効果を分析す る。 |
| ■00/12/06 |
禁煙ニコチンガム 医師の処方なしには買えない禁煙ニコチンガムが、来年中にも薬局で市販されることにな りそうだ。厚生省の中央薬事審議会部会が、大衆薬としての承認審査に入ることを決めた 。 |
| ■00/11/30 |
抗生物質、解熱剤、かぜ薬の副作用 厚生省は30日、抗生物質や解熱剤、かぜ薬などを投与された後、重い皮膚障害が現れ て死に至る副作用がごくまれに起こることを「医薬品等安全性情報」に掲載し、医療関係 者に注意を促した。同省は「薬を飲んだり、点滴を受けたりした後に発熱があり、全身に 赤い斑点(はんてん)ができた時は、早く服用をやめ、皮膚科専門医を受診してほしい」 と市民にも呼びかけている。 |
| ■00/11/30 |
レセプト開示 医療費の内訳や治療内容がわかる診療報酬明細書(レセプト)を見たい、という患者の開 示請求を医者が拒否できる要件として、日本歯科医師会が厚生省の通知を逸脱した指針を 作成し、会員向けに配布していたことがわかった。本来、非開示は「診療上の支障」があ るときに限るとした厚生省よりも医者の裁量権を大幅に認め、診療にかかわらず「不適当 とする相当の事由」があるときは開示を拒否できると記述してある。 |
| ■00/11/30 |
医療保険制度改正案成立 70歳以上の患者が病院窓口で支払う自己負担を、1日530円の定額制から1割の定率 制に改めることなどを柱とする健康保険法など医療保険制度改正関連法案が30日昼、参 院国民福祉委員会で採決され、自民、公明、保守の与党3党などの賛成多数で可決された 。改正案は同日午後の参院本会議で可決、成立する見通しとなった。 |
| ■00/11/29 |
加工乳の再利用 厚生省の有識者懇談会は、加工乳が何度も再利用されることを防ぐため、週に1、2日は 再利用を休む日を設けるなどの対策をまとめた。再利用量の上限設定や衛生上確かめるべ き条件などとともに、業界へガイドラインを作るよう促している。 加工乳をそのま ま加工乳に再利用することの是非については、委員の間で意見が分かれ、抑制策の進み具 合や消費者の動向を見て対応するよう求めた。 |
| ■00/11/21 |
PPA 厚生省は塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)に脳出血を起こす副作用があるとし て米食品医薬品局(FDA)が、PPAを含む薬の販売中止を製薬会社に指示した問題で 、、国内では販売中止の措置をとらず、服用してはいけない対象を高血圧や心臓病、脳出 血を起こしたことがある人らに広げることで対応することに決めた。 |
| ■00/11/18 |
水道水へのフッ素添加 厚生省はフッ素(フッ化物)が歯の表面を強くして虫歯を予防する効果があるとして17 日までに、水道水へのフッ素添加を容認する方針を決め、関係自治体などに伝えた。 |
| ■00/11/15 |
ボルタレン 厚生省は、インフルエンザ脳炎・脳症について、治療に使われた非ステロイド系消炎剤の ジクロフェナクナトリウム(商品名・ボルタレンなど)の投与者に死亡率が高く、使用し ないことを指導することに決めた。 ジクロフェナクナトリウムの使用例では12人中 7人が死亡していた。メフェナム酸では8人中2人、アセトアミノフェンでは36人中4 人などだったのに対して、高い致命率だった。 |
| ■00/11/08 |
保健機能食品 厚生省は暮らしの中で不足しがちなビタミンやミネラルを補う食品や、健康の維持・増進 に役立つ成分を含む食品について、「保健機能食品」と名付け、来春から商品に表示させ る方針を固めた。これまでの特定保健用食品も保健機能食品制度に組み込む。 |
| ■00/11/08 |
センナ入り食品 滋賀県は、医薬品であるセンナを含む食品の製造、販売は薬事法に違反するとして、食品 会社「ウェーブ」(本社・大津市)が製造した「スリムダイエットティー」「ハーブティ ー」など4種類を、製造中止や出荷停止、自主回収を指導する。(~o~)妊婦は気をつ けて下さい。 |
| ■00/11/07 |
PPA 米FDAが脳出血の副作用があるとしてPPA(塩酸フェニルプロパノールアミン)を使 用禁止に。 PPAは日本でも鼻炎薬や一部の総合感冒薬に配合されています。(~o~ )用法用量を守ってご使用下さい。 |
| ■00/11/02 |
医療保険制度改正関連法案 70歳以上は1割負担 医療保険改正案が衆院委で可決 医療保険法改正により、7 0歳以上については現在の外来1日530円の定額制(5回目から無料)が薬代も含め、 かかった費用の1割を負担する定率制になる。 |

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